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戦隊シリーズ35周年〜銀幕に蘇る、栄光の五色の戦士

 1975年の『秘密戦隊ゴレンジャー』放映より、現在放送中の第34作『天装戦隊ゴセイジャー』に至るまで続くスーパー戦隊シリーズ。国民的作品にまで成長した同シリーズは今年、放映開始より実に35周年を迎える。

 東京・銀座シネパトスではスーパー戦隊35周年を記念した特別企画として、「東映戦隊ヒーロー列伝!生誕35周年記念」を開催。6月26日から7月23日まで21時からのレイトショーとして『スーパー戦隊シリーズ』の映画を上映する。
 初日の6月26日には、上映前に元東映プロデューサーの吉川進さんによるトークが開催された。ナビゲーターは東映ヒーローMAX(辰巳出版)や東映ビデオのDVD解説書の執筆等で知られるフリーライターの秋田英夫さん。

 トークセッションにおいては、吉川さんの初のヒーロー作品プロデュース担当となった『人造人間キカイダー』(1972年)からスーパー戦隊の祖である『秘密戦隊ゴレンジャー』(1975年)を始め、『宇宙刑事ギャバン』(1982年)、『超人機メタルダー』(1987年)、『仮面ライダーBLACK』(1987年)等、吉川さんがプロデューサーとして携わった東映ヒーローの歴史や貴重な製作秘話が語られた。
 また、同じく元東映プロデューサーであり、現在は『大魔神カノン』(角川書店・テレビ東京系放映)等で活躍する寺成紀さんから吉川さんにお祝いの花が贈られ、トークの中では学生時代の高寺さんとの交流や高寺さんがプロデューサー補を務めた『仮面ライダーBLACK』時代の思い出も語られた。

 同日には『秘密戦隊ゴレンジャー 真っ赤な猛進撃』(1976年)と『秘密戦隊ゴレンジャー 爆弾ハリケーン』(1976年)が上映。
 『爆弾ハリケーン』は劇場用新作であるが、『真っ赤な猛進撃』はTV版・第36話の再編集版である。しかし、スクリーンで鑑賞する『戦隊シリーズ』は感動も迫力も桁違い。何度も観た作品でも、まるで初めて観る作品であるかのように何とも新鮮な感動を覚える。
 今日においては、TVシリーズが新作パートを含まず劇場上映作品として上映されることは殆ど無いが、当時の子供たちも同じような感動を抱きながらスクリーンにくぎ付けになっていたに違いない、と感慨深いものがあった。

 7月9日には上映前に、『大戦隊ゴーグルファイブ』(1982年)と『科学戦隊ダイナマン』(1983年)においてブラック戦士を演じた俳優の春田純一さんを迎えたトークイベントが開かれる予定である。

【上映スケジュール】
6月30日〜7月3日:「ジャッカー電撃隊」(1976年)と「ジャッカー電撃隊VSゴレンジャー」(1978年)。
7月4日〜7月6日:「電子戦隊デンジマン」(1980年)と「太陽戦隊サンバルカン」(1981年)。
7月7日〜7月10日:「大戦隊ゴーグルファイブ」(1982年)と「科学戦隊ダイナマン」(1983年)。
7月11日〜7月14日:「超電子バイオマン」(1984年)と「電撃戦隊チェンジマン」(1985年)
7月15日〜7月18日:「電撃戦隊チェンジマンシャトルベース!危機一髪!」(1985年)と「超新星フラッシュマン」(1986年)
7月19日〜7月23日:「光戦隊マスクマン」(1987年)と「高速戦隊ターボレンジャー」(1989年)

●銀座シネパトス
http://www.humax-cinema.co.jp/cinema/top_ginza.html

●銀座シネパトス「東映戦隊ヒーロー列伝!」特集ページ
http://www.humax-cinema.co.jp/cinema/special/meigaza/late_comingsoon.html

●『天装戦隊ゴセイジャー』東映公式HP
http://www.toei.co.jp/tv/gosei/index.html

●「スーパー戦隊VSシリーズ劇場」HP
http://www.toei.co.jp/tv/sentaivs/index.html

(小野寺浩 山口敏太郎事務所)

【参照】山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」
http://blog.goo.ne.jp/youkaiou

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