ああ、そうそう、
「女の子がムラムラしている状態を見分けられるか?」
ってことでしたよね。
結論から言うと、見分けられますな。
じゃあじゃあどうやって見分けるのか? よく巷のモテ本なんかには、いろいろ書いてありますね。「女の子の目がとろんとしている」とか「髪の毛をやたらいじる」とか「顔が上気してる」とか。そんなの全部ウソだよ。いや、全くのウソとも言えないけど、そんなわかり易いサインなんかない。最近の女の子は、結構はっきりと告ったりするから、かなり、いろいろなことがわかりやすくなっとりますが、それでも、すご〜くわかりにくい。
まあ、考えてみれば、男子だってそうでしょ? あ、あいつは、今、ムラムラしてるな、とか、わかりやすい奴はそんなにいない。パンツの前がテント張ってるとか、そんな奴はいないよ。めったに。じゃあ、なんで、女の子のそれがわかるのか? それを説明するのは、結構むずかしい。とにかく、目つきとか、髪の毛をいじるとか、そんなことではない。全体的な仕草とか、喋り方とか、なんとか、わからないヒトが聞いたら、きっと霊感に近いような訳のわからない類に聞こえるかもしれません。
でも、そんな説明じゃ、金返せコールですよね。(金もらってないけど)そこで、初心者にもわかり易いノウハウを教えようじゃありませんか。
初心者に最もわかり易いムラムラの見分け方は、その女の子の行動にあります。簡単に言うと、ナンパスポット的なところにやってくる女の子は、確率が高いということ。男子だって、ムラムラした時は、どうしますか? 女の子がいる場所に出かけていきたくなるでしょ? 女の子だってそうです。ナンパされそうなところに出て行く、という行動そのものが、それを物語っています。
まあ、百発百中な訳ではありませんが、図書館に行くよりも、江ノ島とか、六本木のクラブにでも行った方が確率は高いでしょ。でも、非モテのヒトってそういうところが苦手なんですよね。おうおうにして。だから、それじゃあ役に立たんですよ、と言われると、ちょっと困るので、もっと言うと、これは、ちょっと初心者向けではないんですけど、女の子は発情すると、微妙に体臭が変わります。つまり、オスを誘うフェロモンが出るのだと思います。しかし、現代人は、嗅覚が退化してるし、女の子も、体臭には気をつけているし、香水やら香りつきの化粧品やらをつけているので、嗅ぎ分けるのは難しい、犬じゃあるまいし、くんくんするわけにもいかないしね。しかし、達人は嗅ぎ分けられるのじゃ!
でも、達人じゃないヒトは、先に言った「ナンパスポット」による判定と併せ技を使うとよろしいかと思います。
で、もうひとつ、いいことを教えましょう。というよりも、これが一番肝心なことです。
根本的に、女の子のムラムラは、男子のムラムラとは違うのだ、ということです。男子の場合は、「あああ、たまっちまったなあ、あああ、出したいなあ」とか「ぶちこみたいなあ」とかいうフィジカルな要素が強いんだけど、女の子の場合は、もっとマインド的な要素が大きい。一瞬前までは、全然その気がなかったのに、「あ、今、このヒト、私をモトメテイルンダ!」とか思うと、ぱちんとメスのスイッチが入ったりする。その逆もある。それまで盛り上がっていたのに、急にスイッチが切れちゃって、「ダメ!無理!」とかね。男は、アナログ的なのに対して、女はデジタル的、というのか、男から見ると、非常にめまぐるしく変わったりする。
それじゃ、結局、訳わかんないじゃないすか、と言われると、そうなんだよね、というしかないんだけど、基本、若いオスが性欲強いように、若いメスだって、そう、「やりたい気持ち」は強いのです。ただ、女の子の場合は、いろいろ複雑でめまぐるしいマインド的な心の動きがあるので、なかなか「基本方針!今日は一発やる!」というわけにはいかない。だけど、1つ、鍵がある。それは何かと言うと「この場は、はっちゃけちゃってもいいんだ!」「このシチュエーションは、はっちゃけちゃってもいいんだ!」「このヒトとは、いいんだ!」と安心すると、女の子は大胆になるということ。
そういうシチュエーションにどうもっていくかというのが、いわゆるナンパ術ということになるのかもしれません。つまり、女の子が、本心を開放するには、大義名分が必要ということになる。その大義名分をどうやって作るんじゃあ! という疑問には、答えたいんだけど、それを書き出すと、1冊の本くらいになりそうなので、おいおい話していきますね。
この連載コラムを読んでいけば、きっとわかってきますよ。と、今日は、イイコトを言ったので、この辺で。では、次回の質問。
「今の女の子は、うわべばかり取り繕って、中身がない奴が多くて、うんざり。もっとしとやかで、貞節を知る女はいないのか? ヒロNよ! どう考える?」
です。明日の次回をお楽しみに。(ヒロN)
【参照】非モテタイムズ
http://himo2.jp/