全日マットでの内部闘争が加熱する一方で、小島には新たな問題が浮上してきた。2年連続で開催される台湾大会(11月20〜21日、国立台湾大学総合体育館)オフィシャルツアーの人数が思うように伸びていないのだ。
同ツアーは全日プロ初の試みで、小島が所属するF4との台北市内観光や夕食交流会、ホテルから専用車での送迎付きなど、普段は見ることの出来ないレスラーの素顔を見ることができるというもの。
ところが、現時点で最低催行人員に達していない。それだけに全日プロ関係者も「まだ思うように人数が集まらなくて…。このままじゃツアーを組めないですよ」とタメ息をつく。
三冠王者となれば、リング外でも団体の中心となっていかなければならない。
第2次政権を発足させた小島はこの課題をクリアし、王者としてさらにひとつ上の階段を登ることができるか。