各紙によると、政財官界から約1000人が参列。堺屋さんは通商産業省(現・経済産業省)時代に1970年の大阪万博の企画を手がけ、2025年の大阪万博の誘致活動にも尽力。
「大阪維新の会」のブレーンとしても活躍し、橋下徹前大阪市長に多くのアドバイスを送ったそうで、橋下氏は涙ながらに弔辞を読んだという。
また、堺屋さんは、故・竹下登元首相の孫でミュージシャンのDAIGOを政治家に転身させようと考えていたという。堺屋さんはずっとDAIGOを見てきて、政治家として高い素質があると見ていたのだとか。
DAIGOに事務所を紹介しようとするなど、活動を気にかけていた様子。DAIGOは16日夜に営まれた通夜に参列し、神妙な表情で堺屋さんとの最後の別れを惜しんでいたというのだ。
「叔父にあたるのが、登氏の異母弟で自民党衆議院議員の竹下亘氏。DAIGOがブレークした際、亘氏の選挙戦の時期には、亘氏のPRになってしまうため、テレビ各局が起用を控えた時期があったが、まさか、DAIGO本人に政治家転身プランが浮上していたとは思わなかった。ブレーク後で知名度は抜群。自民党以外から出馬する可能性はなく、おまけに、堺屋氏のバックアップがあるとなれば当選は確実だったが、本人がまだ乗り気でなかったのでは」(テレビ局関係者)
今やすっかりタレント活動が軌道に乗ったDAIGO。プライベートでは女優の北川景子と結婚し公私ともに順風満帆だが、今後、永田町に飛び込む決意をするかどうかが注目される。