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フジテレビと登坂アナを猛批判 “ホラッチョ”被害者のモーリー氏「身体検査をやるべき」

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画像はイメージです

 15日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、モーリー・ロバートソン氏がフジテレビの体質や放送業界のセクハラ問題に独自見解を示し、称賛の声が上がっている。

 番組には、ゲストコメンテーターとしてNHKを退局後、フジテレビ『プライムニュース イブニング』のメインキャスターを務める予定だったものの、『週刊文春』(文藝春秋社)に過去のセクハラ疑惑を報じられ、その座を辞退した登坂淳一アナウンサーが登場する。

 一連のセクハラ疑惑について、登坂アナは「番組で旭川に行ったあと、打ち上げを行い、2次会でセクハラ行為をしてしまった」などとコメント。上司を通じて相手側に謝罪し、和解しており、「話はそこで着地した」と説明した。

 また、『プライムニュース イブニング』のMCを降板に至ったことについては、「新番組に始まる前から突然傷をつけることになるので、これは良くないと思って辞退した」

 とコメントする。

 これについて、松本人志は「難しいところですよね。登坂さんだけじゃなくて、ホラッチョ(ショーンK氏)の件もありますし」と指摘。東野幸治が「ショーンKさんが(ユアタイムを)辞めたことで、被害被ったのがモーリーさんなんですよ」と紹介し、コメントを求める。

 モーリー氏は、「一説には棚ぼたっていう話もあったんですけど、どっちかって言うと困った感じでしたね」と振り返る。そして、

 「番組も結局一年半、あんまり立て直すことができず、這々の体で迷走した挙げ句終了して、やっとフジテレビが心機一転『みんなのニュース』で行こうとしたらこれなんです」

と愚痴。続けて、

 「リスク管理をやっているのかっていう部分はある。今、経歴詐称している人、今、ほかの問題を抱えている人っていうふうに、まずはそこらへんの身体検査を先にやるべきなんじゃないの?」

とフジテレビの姿勢を厳しく批判した。

 さらに、モーリー氏はメディア業界のセクハラについても、「一般論として、今の日本って放送業界、女性の扱いが男性と違っているような気がする。女性に対してはやたらと厳しい。若くないとか、もっとセクシーであれとか、見えないルールや付加を課している。それをそもそも男性が感じていない」

「多少セクシーな角度で撮ろうとか、女性には性的な属性を付加して数字をとろうしているのに、男性にはやらないよね。そのセクシャリティを否定する気はないけど、そこにパワーがある」

と疑問の声をあげた。

 これから色々なことに挑戦したいという登坂アナには、「放送業界の女性の地位向上に対して、応援する人であってほしい」と注文。同アナは「もちろん、NHKのときからそうです」と返し、コーナーは終了した。

 ユアタイムの失敗を自虐したうえで、同アナの前で堂々と「身体検査してないのか」と疑問の声をあげたモーリー氏に対し、「そのとおりだと思う」「正論」などと称賛の声が続出。

さらに、「女性には性的な属性を付加して数字をとろうしている」という発言についても、同意の声が。一方で、「そこまで言って大丈夫なのか」「あんまり言うと消されるぞ」と心配の声も上がった。

 放送業界に蔓延る男性によるパワハラ・セクハラ問題に深く切り込み、フジテレビを厳しく批判したモーリー氏。フジ上層部の怒りを買わなければいいのだが…。

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