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「判断出来ない時は数字で見極める」 ユニコーンステークス 藤川京子の今日この頃

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藤川京子

今年の全出走馬好走平均距離に近いのは15年のレース。この時は小雨の稍重だったのですが、天気予報だと日曜日は雨が上がる事になっています。しかし、この梅雨の時期ですからどうなるか微妙だと思いますので、良馬場と稍重の場合を考慮して予想しようと思います。

 数字的には、走破タイムの展開と上がりの展開で、両方の上位に入っているのは、グレートタイム、ハーベストムーン、ルヴァンスレーヴ、グリム、ダンケシェーンが有力のようです。問題は、前走でNHKマイルに挑戦したリョーノテソーロ。ダートでは好タイムで3連勝して、芝にも挑戦したのですが、やはりダート向きなのかもしれません。芝では結果を残せませんでしたけれど、ダートの脚質なら行けそうな気がします。

 このレースの傾向としては、1600m以上の経験が重要なので、それも考慮するとコマビショウも切りがたい存在です。しかし、芝からダートに参入して、前走で好成績の馬が意外に多いのでこの辺が注意点です。軸になりそうなグリムも前走の稍重での1:36.9では少し心もとない感じです。

 今年のメンバーを見ると、馬場不良でレーコードタイムを持っている馬もいるのですが、全体的に持ち時計が遅いです。そうなると芝では結果を残せませんでしたけれど、ダートでは好タイム実績のあるリョーノテソーロにも期待したいです。

 上のワイドは、実績と持ち時計で選んだ馬で、良馬場だった場合を想定しています。下のワイドは、前走が鳳雛Sのメンバーで好調な馬達のパターンで、稍重だった場合を想定しています。どちらの展開になるかは馬場の影響も有ると思います。

ワイドBOX 7グリム、14ルヴァンスレーヴ、13リョーノテソーロ、
ワイドBOX 5グレートタイム、9コマビショウ、8ハーベストムーン、15ダンケシェーン

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