各スポーツ紙によると、安室は引退前日の16日は沖縄・宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで開催された音楽イベントに出演。
3500人の観客がラストライブを見守り、会場周辺にはチケットを持たない1万人のファンが集まったという。
公演には安室のほか、事前に発表されていた平井堅、BEGIN、MONGOL800、さらには山Pこと山下智久ら安室にゆかりのあるゲストが参加。
主催者側の意向で、歌唱曲などの詳細は解禁日が後日に設定されているため、この日は非公開。安室は「騒げ沖縄!」とあおりながら8曲を披露したという。
そして引退当日の16日、沖縄・宜野湾トロピカルビーチで、安室の楽曲とコラボした花火ショーが行われた。
安室の出演予定はないが、チケットは完売。そんな中、安室は観覧席の後方に浴衣姿でこっそりと訪れ花火を楽しんだというのだ。
「とりあえず、安室が望む最高の形で引退の日を迎えることができたようだ。とはいうものの、引退の日なので、せっかく当日の生写真はあったのだから、花火大会での安室の“生の声”ぐらいはあっても良かったのでは」(レコード会社関係者)
大スターである安室の引退を美談だらけで報じた各メディアだが、現地での取材はなかなか厳しかったというのだ。
「引退前日のコンサート会場にはメディアは入れてもらえず、モニターで観覧したそうです。花火大会でも安室との“接触”はさせてもらえず。『何のために沖縄に来たのか…』という不満の声もあがっていたそうです」(芸能記者)
もはや一般人として“第2の人生”を歩んでいる安室だが、もう少しメディア側にも配慮してほしかったものだ。