埼玉県川越市内のゴルフ場で、安倍首相、プロゴルファーの松山英樹らと共にゴルフを楽しんだトランプ大統領。
昼食の時間になると、ゴルフ場のクラブハウス内にて、「マンチズバーガーシャック」のハンバーガー(1200円)に舌鼓をうち、「ベリーグッド」と絶賛した。
最高のおもてなしができたかのように思えるが、藤本は険しい表情。
「だって、アメリカから来て、朝ご飯も、もしかしたらハンバーガー食べてきてるかもしれないし、安易にハンバーガーって。しかも、1200円って今時そんなに高くもないし」と、納得いかない様子で語った。
加えて、共演者・フィフィの「日本のものを食べて欲しい」という発言に対しても、大きく頷いてみせた。
藤本の不満に満ちたコメントや態度に対し、「何を言っているの?」「しゃしゃんな」「アメリカから事前に決めにきてんだよ」「無知で笑うわ」など、ネット上からは批判が殺到。
今回の「ゴルフ外交」は、トランプ大統領側の要求だったとされているが、それは「昼食」についても同じである。
ハンバーガーやコーラなど、ジャンクな飲食物に目がないと言われているトランプ大統領。
「自分は和食が嫌いだ。食事はアメリカン・ビーフで頼む」という発言からもわかる通り、いわばこれは、トランプ大統領直々のリクエストだ。
本人の望みや好みを無視して、それこそ和食など、別の料理を振る舞ったとしたら、それは「おもてなし」ではなく、単なる「エゴ」になってしまうだろう。
押しつけではない、相手の心を尊重した振る舞いこそが、真のおもてなしではないだろうか。
トランプ大統領は「ベリーグッド」だったようだが、藤本の想い、そして藤本に対する世間の反応は「ベリーバッド」だったようだ。