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濡れ場を演じる女優たち それぞれの事情

 今年は、濡れ場映画の豊作の年であった。佐藤寛子の『ヌードの夜 愛は惜しみなく奪う』、宮地真緒の『失恋殺人』など、世の男性のコーフンしたこと間違いなし。ただ、一大決心で濡れ場を演じるということは、それぞれの女優に様々なドラマがあるという。

 映画ではないが、蜷川幸雄演出の舞台『エレンディラ』(2007年)で娼婦・エレンディラ役を演じた美波は、ラブシーンについて、中川と二人きりで「自主練」を行い、リアリティの向上に努めたと堂々と会見で発言した。
 「むしろ、どんな自主練をしたのか、そっちが気になりますね」(映画ライター)

 初の主演映画『TANKA』で全裸の濡れ場に挑んだ黒谷友香。彼女の場合は脱ぎ損に終わったとの評価だ。
 「カラダも最高、見ごたえを十分でした。ただ、興業的には不発。ちょっとかわいそうでしたね」(同)

 また今年、期待されるも、がっかりだったのが映画『東京島』の木村多江。
 「原作を読めば、露出もそうとうで、濡れ場も期待できると前評判は良かったのですが、がっかりでしたね。期待が高まりすぎたということなのかもしれないですが」(同)。本人が悪いわけではないが、不謹慎な世の男性たちは「サギだ!」と憤慨しているという。

 また、ある女優は濡れ場の相手役の選定には特にうるさいという。
 「プロデューサーと監督、そして彼女で綿密に打ち合わせして、相手を決めるようです。テーブルには複数の俳優の写真が置かれ、そから写真指名らしい」(映画ライター)
 せっかく、覚悟を持って濡れ場を演じるなら、やはり気にいった俳優でなくてはテンションもあがらない。ぜひ、これからも“激しい濡れ場”を演じるために、お気に入りを選んでほしい。

 さて、来年はどんな女優が脱ぎ、“濡れ場”を楽しませてくれるのだろか。期待したい。

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