3歳マイル王に君臨するのは、エーシンジャッカル。
競馬は格より調子だが、この馬の充実ぶりは目を見張らせる。約6か月のブランクをものともせず、メンバー最速の差し脚で突き抜けた前々走はまさに真骨頂。休養中に心身とも大きく成長した跡を見せつけている。
そして、トライアル・NZTはエイシンオスマンの前に2着と長蛇を逸したものの、内容は負けて強し。ここに大きく望みをつないだ。直線で前が塞がり窮屈になったが、馬群をこじ開けて伸びてきた勝負根性は見上げたもの。
平気で馬込みに突っ込んでいける、精神力の強さは大舞台では大きな武器になる。休み明け3戦目で、状態も天井知らずの形容がピッタリ当てはまる。
初の東京コースも、末脚勝負のこの馬には願ったり叶ったり。一気呵成に金星を奪取するとみた。
◎4エーシンジャッカル
○9ヘニーハウンド
▲13グランプリボス
△1リアルインパクト
△17コティリオン
東京10R「ブリリアントS」(ダ2100メートル)
好走条件の整った、シビルウォーに白羽の矢。
前走のマーチS13着は前残りの展開で、末脚が不発に終わったもの。重賞メンバーで相手も強かったし、悲観することはない。
しかし、今回は全ての面で条件は好転した。相手、距離、コースなど好材料が目白押し。休み明け3戦目でついにチャンスが到来した。
◎7シビルウォー
○6モンテクリスエス
▲2ピサノエミレーツ
△11メンデル
△14アドマイヤシャトル
東京9R「八ヶ岳特別」(芝1800メートル)
休み明け2戦目で走り頃の、ラッキーバニラが混戦に断を下す。
ちょっともまれ弱い弱点はあるが、広い東京コースなら展開もバラケルし競馬はしやすい。能力全開できると確信する。
◎3ラッキーバニラ
○9ヒシカツジェームス
▲7ステージプレゼンス
△2ドリームガードナー
△10シャイニンアーサー
東京12R「みらい賞」(芝1600メートル)
実力は重賞級の、ラドラーダで今度こそ。
休み明けを1度使われて上積みは大きいし、距離、コースなど条件は最適。勝利のお膳立ては整っている。
◎1ラドラーダ
○12ケニアブラック
▲7セイウンジャガーズ
△10エオリアンハープ
△11レインスティック
新潟11R「新潟大賞典」(芝2000メートル)
地力強化の目覚ましい、タッチミーノットをイチ押し。
重賞初挑戦の大阪杯で、天皇賞・春優勝馬ヒルノダムールのレコードに、0秒2差6着と健闘した内容はここでは大威張りできる。
前走比2キロ減とハンデの後押しもあり、栄冠達成のシーンは十分考えられる。
◎9タッチミーノット
○5セイクリッドバレー
▲1シャドウゲイト
△2マイネルゴルト
△13サンライズベガ
京都11R「都大路ステークス」(芝1800メートル)
実績、実力ともリーチザクラウンが断然上位。
距離、コースとも最適で、手薄なオープン特別のメンバー相手に負けることは許されない。
◎13リーチザクラウン
○10ネオヴァンドーム
▲8ミッキードリーム
△7ブライティアパルス
△12ドリームゼニス
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。