ちょっと前までは、ダウンタウンの浜ちゃんが縛り付けられ、AV女優に乳首をペロペロ舐められながらいろいろ我慢する、なんて画は当り前だったのに、情けないものである。
テレビのエロ伝説、その始まりは、<11PM>(1965-1990)。
民主の必殺仕分け人も水着で爽やかな色気を振りまいていたし、玉乃ひかり、なんてカバーガールもいた。そう、叶美香であるが。
日テレの<スーパーJOCKEY>(1983-1999)は、家族で観ている中、釈由美子が熱湯風呂で暴れ、ノーブラが災いし、おっぱいほぼポロリン、なんてこともあったか。
テレビ界最後の良心は、テレ東<ギルガメッシュないと>(1991-1998)の中のコーナー、飯島愛さんによるGNNヒップラインだろう。麻宮淳子とともに応援したものである。
そういえば、80年代半ばには、さんまのサタデーナイトショーの女体騎馬戦、TV海賊チャンネルのティッシュタイム、ミッドナイトin六本木の性感マッサージ、という3つ巴決戦もあったか。いずれも、ちょっと今では考えられない過激さを誇った内容だったが、未来ある日本の活気と明るさがあった。
いつの間にか、エロはネットに押しやられてしまったが、残念ながら何かが物足りない気がする。
写真:釈由美子