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【週刊テレビ時評】TBS「夫のカノジョ」だけじゃない フジ「家族の裏事情」も「5下」連発でヤバい!

 川口春奈がゴールデン帯で初めて主演を務めている、TBS系連続ドラマ「夫のカノジョ」(木曜日午後9時〜)の苦戦が続いている。

 初回(10月24日)=4.7%(数字は以下、すべて関東地区)でスタートした同ドラマは、第2話(31日)=4.8%、第3話(11月7日)=3.7%と低調で、第4話(14日)では3.1%を記録。

 これは、今世紀にプライム帯(午後7時〜11時)で放送された民放の連続ドラマ(テレビ東京を除く)では、日本テレビ系「メッセージ」(03年1月期/真中瞳主演)の第6話、日本テレビ系「ライオン先生」(03年10月期/竹中直人主演)最終回、フジテレビ系「家族のうた」(12年4月期/オダギリジョー主演)第4話と並び、ワーストタイ記録となった。

 しかし、苦しんでいるのは「夫のカノジョ」だけではない。財前直美と沢村一樹がW主演のフジテレビ系「家族の裏事情」(金曜日午後7時57分)も、かなりヤバい状況なのだ。

 同ドラマは、初回(10月25日)=6.5%の低視聴率でスタート。第2話(11月1日)=5.6%と下落し、第3話(8日)=4.2%、第4話(15日)=4.4%と2週連続で5%を切った。

 民放各局では、ゴールデンタイムで視聴率5%を切ることはいわゆる「5下」といわれ、打ち切りも検討されるという非常事態。

 W主演の沢村は、前クールでは、テレビ朝日系「DOCTORS2 最強の名医」(木曜日午後9時〜)で主演した。同ドラマは最終回で21.7%をマークするなど、全9話すべてで15%を超え、全話平均18.3%の高い視聴率を挙げた。

 あまりにも両極端な視聴率となった沢村の主演ドラマ。沢村は数字を持っているのか、いないのか、ナゾが深まるばかりだ。このまま、低水準の視聴率が続くようなら、フジ内で打ち切りも議論されるかもしれない。

 一方、フジテレビ系「リーガルハイ」(堺雅人主演/水曜日午後10時〜)、テレビ朝日系「相棒season12」(水谷豊主演/水曜日午後9時〜)、テレビ朝日系「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」(米倉涼子主演/木曜日午後9時〜)は依然好調をキープ。

 「リーガルハイ」第6話(13日)は17.7%で、前週より0.6ポイントダウン。「相棒12」第5話(13日)は16.8%で、前週より1.8ポイントダウン。「ドクターX」第5話(14日)は23.7%で、前週より2.4ポイントアップさせ、今クールの民放連ドラの最高視聴率を更新した。

 また、TBS系の木村拓哉主演「安堂ロイド〜A.I.knows LOVE?〜」(日曜日午後9時〜)第6話(17日)は11.4%で、前週より0.1ポイントダウン。裏の日本テレビ系「行列のできる法律相談所」の16.2%に完敗を喫した。同ドラマは、2週連続の11%台で、ここからの再浮上はむずかしい様相となってきた。

 NHK大河ドラマ「八重の桜」(綾瀬はるか主演/日曜日午後8時〜)第46話(17日)は13.7%で、前週より0.9ポイントアップ。16.7%を獲った日本テレビ系「世界の果てまでイッテQ!」には敗れたが、4週ぶりの13%以上で、なんとか格好はつけた。
(坂本太郎)

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