脚本は伝説のドラマ「ふぞろいの林檎たち」で有名な山田太一氏。不器用に交流する登場人物たちを通じて、普段は気付かない、何気ないところに埋もれている喜びや小さな幸せを発見する大切さを描いている。仲間は営業用の調理マシンを作る会社のセールスウーマン役だ。
「初回の平均視聴率は12.5%(関東地区)と、まずまずのスタート。前クールの倉本聰脚本、緒形拳さんの遺作となったドラマ「風のガーデン」の初回20.1%には及びませんでしたが、これから伸びてくると思います」(芸能ライター)
仲間といえば、やはり人気ドラマシリーズ「ごくせん」(日本テレビ)のイメージが強いが、今回はそのイメージを引きずるわけにもいかず、毎回台本と悪戦苦闘しているという。
「“先生の台本は、セリフのひとつひとつに意味がある”と言って読み込んでいるようです。フジテレビ開局50周年記念ドラマということで、必要以上のプレッシャーも感じているかもしれません。とにかくマジメな人ですから」(芸能リポーター)
ちなみに昨春、放送された「ごくせん 第3シリーズ」は平均視聴率22.8%を記録。木村拓哉が主演した「CHANGE」(フジテレビ)を抑え、昨年の連ドラナンバーワンの数字を残した。
「CMの方も『資生堂』など大手10社と契約中で、テレビで顔を見ない日はない。仲間の時代はまだ続きそう」(芸能リポーター)
そこで気になるのは私生活だが、こんな逸話がある。
「『ごくせん』共演で親しくなった生瀬勝久が、夫人同伴で長野の温泉に行った。2人じゃ間が持たないからと、ダメもとで仲間を誘ってみようと電話したらすぐに出て“行きます”と返事したそうです。結局、行き方が分からず行かなかったようですが、その時、仲間はひとりぼっちで渋谷界隈で買い物をしていたようです」(芸能ライター)
私生活はかなり地味なようだが、今年は浮いた話の一つも出てきて欲しいものだ。