小島は世界タッグ王座獲り、新日本プロレスのG1タッグーリーグ開幕戦黒星とこのところ結果がついてこない。だが、KAI、大和ヒロシと組み、諏訪魔、真田聖也、征矢学と対戦したこの日は、諏訪魔と壮絶な打撃戦を展開するなど敗戦の影響をみじんも感じさせず、最後はラリアートで真田を葬った。
試合後、控え室に戻ってきた小島に意外なラブコールが送られた。この日、提供試合を行い、年内で現役引退を表明している、女子プロレスラーの元気美佐恵だ。元気から「男子対女子の真剣勝負をしたいという夢があります。熱い心をもった小島選手と勝負がしたい。ぜひ自分とシングルマッチをしてください」と思わぬ“告白”を受けた。
小島は困惑しながらも「目がすごい真剣だったんで、気持ちは伝わりました。自分の判断だけではどうにもならないので、じっくり考えたいと思います」と話すにとどめた。