膝を密着させるキャバ嬢は比較的、会話を盛り上げることに優れた人が多い。膝を密着しないタイプのキャバ嬢は口説くスキを形だけでも見せないことが多い。よほど意識しない限り仕草と心理が一致するのだ。
膝を密着させるキャバ嬢が口説きやすいというわけではないが、会話が盛り上がらないキャバ嬢と比べれば、会話が盛り上がりやすい前者に軍配があがる。
誰もかれも口説きまくるよりは、どのタイプを口説くのか? ということをしっかりと見ることが大切なのだ。
さっそくキャバクラで確かめてみることにした。派手に盛った茶髪、胸の谷間が露わになったブルーのドレスを着用したカヤ(仮名)が席についた時に膝を密着させてきた。実際に会話をしてもお客を楽しませるコツを心得ているのがわかる。
ちょっとした下ネタから真面目な話題まで幅広く対応できて、何より褒め言葉が自然でいやらしくない。会話のトーンがマッチするというのは口説く基準としては非常に重要である。
会話が盛り上がると一見、順調そうに見えるが、大切なチェックポイントを見逃してはいけない。どんなにノリが良くて口説けそうな雰囲気をキャバ嬢が持っていても、お客にとって好みのルックスかどうかをチェックすることを忘れては大変な事態となる。
残念ながらカヤ(仮名)は好みのタイプでは無かったので連絡先の交換さえ行わなかった。キャバ嬢からも「このお客はワタシの好みのルックスかな?」と逆にチェックされているのでお互い様である。
「膝を密着させるキャバ嬢は会話が盛り上がりやすい」という法則の実用性は確認できた。それが発展して上手く口説ける法則を見つけることができれば、もっとキャバクラを楽しめるだろう。(月山皇)