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桜の女王が怪気炎!好材料めじろ押しのキストゥヘヴンが復活の狼煙

 今週の中山メーンは、昨年からヴィクトリアマイル(GI)のステップレースとなり、重要度を増した「第25回中山牝馬S」(GIII 中山芝1800m 11日)。もちろん、桜の女王キストゥヘヴンもヴィクトリアMを見据えている一頭だ。
 昨年の桜花賞以来、勝ち星から遠ざかっているだけに、牝馬同士のここは負けられないと陣営の鼻息は荒い。美浦Wコースで追われた今朝の最終調整でも、ゴール前で仕掛けられると1F12秒9と上々の伸び。好気配を漂わせた。
 しかも、今回は好材料がそろった。牝馬限定戦、フラワーC圧勝の舞台、1番人気が予想されるGI未勝利のアサヒライジングから0.5kgもらったハンデ56kg。林助手は「ハンデこそ思っていた以上に重かったが、気にしていない。今回は女馬同士の競馬で、今後どういう路線をとるのかの試金石になるレース。結果を出さないとね」と気合が入っていた。

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