最終日の21日は、国際通りの一角にレッドカーペットを敷き、正午よりおよそ3時間をかけて招待ゲストやスタッフなどが歩いて観客に挨拶をした。映画出演者はもちろん、各プロジェクトに参加・応援する芸人、協賛企業の社員など多彩な顔触れがそろった。
今年は天候にも恵まれ、非常に暖かい気候の中、約150mにわたるレッドカーペットをのべ約135組1433名の豪華ゲストが歩行。沿道にビッチリと詰まった観客からは、歓声が上がったり写真やサインのおねだりなど、ひっきりなしに声をかけていた。中でもひときわ大きい歓声を集めたのは、人気ユーチューバー「東海オンエア」のてつや。てつやは、元ぼくのりりっくのぼうよみことたなかが主演する映画『誰にも会いたくない』に出演している。この作品は、同じく人気ユーチューバーのへきとらハウス・相馬トランジスタこと相馬永吉が金森正晃と共同で監督を務めている。
閉会後公開された情報によると、上映プログラム作品:83作開催期間来場者数・約30万人、動員数は、のべ約92,000人。いずれも昨年よりアップしている。期間中、ビーチステージイベントや舞台挨拶などで、出演したよしもと芸人は176 人。プログラムゲストが 240人 の他、アイドル・アーティスト 35 組が、ビーチステージイベントや舞台挨拶などに参加した。
また、上映後ノミネートされた作品に観客が投票し選出される、「おーきな観客賞」はNTVディレクターズムービー『女の機嫌の直し方』が受賞した。この受賞を受けて主演の早見あかりは、「初めてお客さんに観てもらうということで、嬉しさと不安が混じり合っていたのですが、このような賞を頂けてとても幸せです。沢山の方にこの作品を観て何かを感じで頂けたら嬉しいです。」と喜びのコメントを発表した。