発端となったのは、6日に公式ツイッターが発信したある宣伝ツイート。そこには「太陽の下で撮ろう!」として、「猛暑が続いていますが、太陽の光の中で愛しいペットを激写してみませんか?」と呼び掛け、外出先でのペットの撮影を推奨するもの。「順光や逆光など、少し難しいですが光を選べるようになるとアッと驚く写真が撮れますよ」とつづられていた。
しかし、このところ続く猛暑には、人のみならずペットの熱中症も引き起こすことも。熱中症や肉球のやけどのリスクもあることから、日中の散歩をやめるよう呼びかける動きもある。そんな中での今回のキャノンのツイートにネットからは、「猛暑って分かっててペットを外に出すのは可哀想すぎる。犬は撮影道具じゃない!」「こんな炎天下にペット出したら死ぬ場合もある」「肉球もやけどすることがあるし危険すぎる」という批判の声が集まってしまった。
「日中の犬の散歩については、歌手の工藤静香が4日にインスタグラムで熱中症や肉球のヤケドの危険を呼びかけ、散歩の前に道路を手で触って確認するようコメントし、犬の飼い主などから共感と称賛が寄せられました。今回のキヤノンのツイートに掲載されていた犬の写真は、公園やひまわり畑で撮影したと思われるもので、アスファルトに佇む犬はいませんでしたが、熱中症の危険はあることから炎上に発展してしまったようです」(芸能ライター)
これを受け、キヤノン公式ツイッターは8日にツイッターを更新し、「炎天下での撮影を推奨する様な表現がありました。誤解を招く表現であり、お詫びして削除を致します。申し訳ございませんでした」と謝罪。その上で、「夏場の撮影をされる場合はペットも人も体調面に十分に考慮をお願い致します」と呼び掛けていた。とはいえ、このツイートに対しては、「重箱の隅を突く人もいるんですね…」「これで炎上は正直可哀想」「日中散歩するかどうかは飼い主の判断であってキャノンさんが批判されるのはお門違い」といった擁護の声も多く寄せられていた。
記事内の引用について
キヤノンマーケティングジャパン公式ツイッターより https://twitter.com/Canon_mj