各メディアによると、今井議員は同日午後、党本部で高村正彦副総裁と面談。不倫疑惑報道について経緯を説明し、誤解を招く行動を控えるよう注意されたという。その後、集まった報道陣の取材に応じたが、事実関係については文書で回答するとして明言を避け、「自民党が大変な中、足をひっぱる形になったこともおわびしたい」と謝罪した。
その後、マスコミ各社にファクスでコメントを発表。橋本市議から交際の申し込みを受けたことを明かしたが、「法律上はまだ妻帯者。一線を越えてはいけない」と考慮。「きちんとけじめをつけてから考えましょう」と交際を拒否し、「(雑誌のタイトルにある)略奪不倫ではありません」と“潔白”を証明した。
一方、橋本氏は神戸市役所で会見。妻と離婚調停中であることを説明したうえで、不貞行為を否定しつつ、「仮に一般的に不貞行為と言われるものがあったとしても、調停中には、不貞行為には当たらないとの認識だった」と苦し紛れの説明。
同誌は2人で“お泊まり”したことを報じ、ホテルでパジャマ姿の今井議員の写真を掲載。今井議員は「ホテルで講演会の準備をしていた」と説明。その件については、「翌日、講演会などがあれば、原稿の作成もさせていただいておりました」とした。
「すでに一緒にホテルに入った時点で“アウト”だが、2人とも認識が甘すぎる。今井議員はうまく逃げ切り書面でコメントを発表。しかし、橋本市議はダラダラ汗をかきながら会見し、苦しい弁解であることを浮き彫りにしてしまった」(永田町関係者)
今井議員のツイッターには、「夜な夜な二人で泊まって執筆活動してましたって、そんな理由が通用するわけがない」など批判が殺到。有権者の“支持率”は大幅にダウンしてしまったようだ。