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会場には約10,000人の応募の中から、抽選で選ばれた200名が来場。シークレットゲストとしてたかの友梨も登壇し、叶姉妹が23年ぶりに「たかの友梨ビューティクリニック」の新イメージキャラクターに就任したことが発表された。叶姉妹はまた、現在配信中のSpotifyオリジナルポッドキャスト番組「叶姉妹のファビュラスワールド」での悩み相談にちなみ、ファンからの質問に答えるトークコーナーも設けて、ファンとの交流を楽しんだ。
ファンからは「シルクのようなお肌を保つ秘訣は?」との質問が飛んだが、恭子は「お肌はシルクではないですよ。シルクとかでは表せないそれ以上のものだと思っております。シルクはこの世の中にいくらでもありますが、私たちのはそういうものではありません」と回答。美容液をミストにして全身に振りかける恭子独自の美容方法もファンに紹介したが、これに美香が「姉の場合は全身がお顔なんです」と全身に振りかける理由を話すと、会場のファンは納得の表情。恭子も「全身が一枚の皮でつながっているので、お顔だけ大事にしてもね」とこだわりを明かしていた。
さらに、「人生で無駄なものはありますか」と聞かれると、恭子は「人生で無駄なものはないです。無駄なものを考えるのが無駄だと思います」ときっぱり。「知らず知らずに排除していることもあるので、それで無駄なものはないと考えるのかもしれません」と回答。また、「明るく前向きに生きるには」との質問には「前向きという言葉をよく聞きますが、前だけでなく斜めでもいいんだって思っています。前向きに生きることってなんだろうって思います。前に障害物がいっぱいあるかもしれないじゃないですか。無理に前を選ばなくても、斜め45度でもいいんじゃないかなって思うんです」と話した。
たかのも恭子の独特の言い回しや回答に耳を傾けつつ、自身も持論を展開。「女性の進化」について聞かれると、「進化というのは忘れること。私、50だからとか、そういうことを考えるから進化が止まるんです。私は今75歳ですけど、年齢は忘れております。美しさは愛することから来ていると思います。いっぱい人を愛することが美しさにつながります。うちには1000人の社員がいますが、私は社員を全員愛しています。お客さんも心から愛しています。命ある限りその人たちを応援したいです」と話していた。
(取材・文:名鹿祥史)