同番組の前身である嵐の冠番組「VS嵐」は2008年4月から放送され、嵐のメンバーが毎回ゲストを迎え、オリジナルの大型ゲームで対決する内容で人気を集めていた。
しかし、20年12月を以って嵐が活動を休止することに伴い、21年1月から番組のタイトルを「VS魂」に改めリニューアル。22年4月から現在のタイトルで放送されている。
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現在は相葉がキャプテンの肩書でチームのまとめ役を担い、風間俊介、ジャニーズWESTの藤井流星、元King & Princeの岸優太、Sexy Zoneの佐藤勝利、美 少年/ジャニーズJr.の浮所飛貴らジャニーズのメンバーでレギュラーチームを組んでいる。
昨年にはセットやゲーム内容が一新され、世の中のさまざまなものを正しい順番に並び替える「グラデーション対決」で競う内容へとリニューアルしていた。
記事によると、岸が9月いっぱいでジャニーズ事務所を退所するが、10月の番組改編期と重なることもあり、一つの区切りのタイミングに。「VS嵐」から数えると、15年半の歴史に幕を下ろすことになるが、状況的にそうなるのも仕方なかったようだ。
「13日に放送された3時間スペシャルの視聴率は5.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で、同時間帯の民放キー局のテレビ東京以外のいずれの番組をも下回った。嵐が活動再開した場合の受け皿として番組を存続させようとしていたが、現状、全くその気配はない。さらに、ジャニーズの創業者である故ジャニー喜多川氏の性加害問題が全く収束の気配なし。収束のメドが立たない限り、フジは各番組からの脱・ジャニーズを進めることになるだろう。もはや、ジャニーズを出しておけば、視聴率が取れるわけでもないので仕方ない流れ」(芸能記者)
フジの動きで、ジャニーズはさらに苦境に立たされそうだ。