この日の説は「昭和はむちゃくちゃだった系の映像、全部ウソでもZ世代は気付かない説」。そこで、千原ジュニアが司会を務める『令和に語りたい! 昭和のレトロ話』という架空の番組収録を決行。ケンドーコバヤシ、FUJIWARA藤本敏史、伊集院光、さらには中尾彬が“昭和代表”として登場。ニセ映像が流れた後、これまたあり得ないデタラメエピソードを補足説明していった。
その1つ目が、満員電車に乗り切れなかった乗客が、屋根の上にあがって“乗車”していたという映像。だが、屋根の上に乗っている通勤客はCG加工で足されているのは明らかで、それを説明する当時の国鉄職員も白黒画面で映ってはいるが、どこか不自然だった。
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スタジオに、Z世代の1人として呼ばれたのが山之内。満員電車の屋根に客があがる映像に「ホンマに見たことがない映像すぎて、ドッキリじゃないかってすごい思ってる」とア然。また、車内に入ろうとする乗客を押し込むため、日大の相撲部員が駆り出されたという話を中尾が即興で語ると、「意味は分かるんですけど、腑に落ちないです」と述べ、逆に中尾を追い詰める場面も。
牛、馬など「その年の干支は食べることが禁止されていた」というトンデモ話が飛び出ると、ケンコバが調子に乗って、「辰年の時は竜田揚げを食べたらアカン。チキンタツタ」と時代にそぐわない失言。山之内は「ホントですか!?うちらのこと面白がってません?」と疑いを強めた。
ほかにも「『ゐ』『ゑ』などの旧字が50音全てにあった」という話で、「な」の字が「ナイキ」に見えることが話題になると、藤本が「これはみんな言うてたな~」とこれまた不用意な乗っかり。山之内はすかさず「言うてたんですか?」と質問するなど、芸人相手にひるまずツッコんでいった。
週末の昼の特番でも見ないようなショボいセットの中で、誰の目から見てもウソと分かるようなエピソードの連続。その中での山之内のおそらく分かっていたであろう立ち回りに、「頭の回転良すぎて有能だということが分かった」「あの子は生き残る」「切れ者」「勘が良い」といった声が寄せられている。