同容疑者は来年の大河ドラマ「光る君へ」に藤原隆家役で出演が予定されていたが、今回の不祥事を受け、所属事務所からの申し入れで降板していた。
山名総局長は「NHKとしては5月(23日)に出演を発表させていただいておりました。大変遺憾」とコメント。また、同局は、永山容疑者とは同作への出演受諾の際に、「薬物使用はない」という旨を文書で確認したという。
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担当者は「ご出演決まった方については薬物使用ないという誓約書をいただくことを続けているが、残念ながらこういうことになった」と話したというが、かなりずさんな〝身体検査〟しかしていなかったことを露呈してしまった。
「まだ撮影に入る前だったので、賠償金は発生しないが、今後、NHKには〝出入り禁止〟になるだろう。状況的に、引退することになるかもしれない」(芸能記者)
というのも、逮捕後に出たニュースサイト「文春オンライン」の記事によると、もともと永山容疑者は番組宣伝に非協力的で、今年1月期の日本テレビ系ドラマ「リバーサルオーケストラ」の際は、一切番宣に協力しない徹底ぶりで、製作側は頭を抱えていたという。
永山容疑者はそれをカッコいいと思っているようなところがあり、事務所はそれを問題視。それに加え、最近ギャラの取り分を巡り、金銭面でトラブルとなり、6月末で退社する話が浮上していたというのだ。
「今後の捜査の進展次第で、所属事務所が契約を解除することになるだろう。演技力はそれなりにはあるが、薬物事件で逮捕された問題児を雇う事務所はないだろう」(同)
薬物の誘惑に負け、俳優として得たすべてを失うことになりそうだ。