右太もも裏肉離れにより5日から登録抹消中の中田は、24日の三軍・BC埼玉戦で実戦復帰。動画では試合後にインタビューに応じた中田が、復帰戦に臨むにあたり意識していたことや手応えなどを話した。
そのインタビューの途中、インタビュアーは「一軍では弟子の秋広選手が奮闘して頑張っていますが、どう映っていますか?」と質問。すると、中田は「すごく頑張ってますし、試合見てても調子がいいんだなっていうのは伝わってきます」と褒めつつも、「最近ちょっと挨拶もしなくなってきたんでね。やっぱり人間誰しも、活躍しだすとこうなるのかっていうのは今ひしひしと感じてますね」と答えインタビュアーの笑いを誘った。
中田は秋広に自主トレ参加を直訴された2021年オフごろから、バッティングをはじめ様々な助言を行うなど目をかけている。そのかいもあり、秋広は24日終了時点で「25試合・.341・3本・14打点」と頭角を現しつつあるが、中田には成績と共に態度も大きくなっているように映っているようだ。
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中田の発言を受け、ネット上には「また中田が秋広に文句言ってる」、「師匠相手に挨拶ナシは舐めすぎ(笑)」、「真顔で淡々と秋広いじってて笑った」、「中田が一軍に戻ったら締められるんじゃないか」、「対面でもLINEでも生意気とかこれもうわざとだろ」などと面白がる声が寄せられた。
中田は日本テレビ系のCS放送『日テレジータス』の公式YouTubeチャンネル「徳光和夫の人生ジャイアンツ」が18日に投稿した動画に登場した際にも、秋広から生意気な態度をとられたことを明かしている。
動画内で徳光は、秋広が13日・広島戦で打った同点打について何か話はしたのか中田に質問。すると、中田は「試合終わった後、『僕のバッティングの手本を見ましたか?』ってLINEをしてきたので、『あんまり調子に乗るなよ』とは言っときました」と笑い交じりに回答。中田は4月29日・広島戦9回裏に「手本を見せてやるから見とけ」と秋広に宣言し、言葉通りに逆転サヨナラ2ランを放っているが、この言葉をもじったような文を送ってきたためクギを刺したと語っている。
「中田は日本ハム時代(2008-2021)から後輩の面倒見がいい兄貴分的な立ち位置の選手として知られています。秋広の生意気さについても本気で怒っているわけではなく、逆に仲が良いからこそネタにしているのでは。また、秋広も18日の動画内で『失礼ですか?いや、そんなことは…』、『記憶にないですね』ととぼけつつも感謝の思いを口にするなど、中田を本気でなめているわけではありません」(野球ライター)
中田は25日の一軍・DeNA戦の試合前練習から一軍に再合流し、NPBも同日に再昇格を公示している。離脱前まで「28試合・.301・7本・15打点」をマークしていた打棒はもちろん、グラウンド内外で秋広とどのような絡みを見せるのかも要注目だ。
文 / 柴田雅人
記事内の引用について
読売ジャイアンツの公式Twitterより
https://twitter.com/TokyoGiants
『日テレジータス』公式YouTubeチャンネル「徳光和夫の人生ジャイアンツ」より
https://www.youtube.com/@user-uh9cs2yq8n