奥菜は1992年、ドラマ『パ★テ★オ』(フジテレビ系)で女優デビュー。以降は、清純派女優として人気を博したが2007年5月、引退報道などの“トラブル”が相次いだ。私生活では2004年1月、IT関連会社・サイバーエージェント代表取締役社長の藤田晋氏と結婚。“玉の輿婚”ともてはやされるも2005年7月に離婚。2009年3月、同い年の会社員との再婚と妊娠を発表し、同年9月に長女、2011年5月に次女を出産した。
だが2014年12月、別居と離婚調停中であることが『サンケイスポーツ』(産経新聞社)に報じられた。さらに驚くことに同月、現夫で俳優・木村了との同棲が『FRIDAY』(講談社)にすっぱ抜かれ、同月のニュースサイト『スポニチアネックス』では裁判の争点は“不倫”などと書き立てられた。
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「奥菜は2人の子どもを連れて2011年ごろから2度目の夫と別居をしていたといいます。当時、夫妻は弁護士を立てた離婚協議の決裂で家庭裁判所での調停を申し立て、記事では子どもの親権や慰謝料などでもめていることが報じられていました。木村とは、2013年7月の舞台『象』で共演。奥菜の個人的な相談にも親身に乗り、良き理解者として接するうちに恋愛関係に発展したようです」(芸能ライター)
『FRIDAY』では、奥菜の子ども2人を含めた4人での同棲生活を報じ、木村は子どもたちから「パパ」と呼ばれていたという。この仲むつまじい様子を目撃した関係者は「木村さんが本当の父親なのかと思っていた」と証言、木村はすっかり奥菜の“家族”になっていたとしている。
報道を受け、木村の事務所は「プライベートなことは本人に任せています」とコメントし交際を否定しなかった。とはいえ、当時の奥菜は離婚が成立しておらず、木村との交際はれっきとした不倫にあたる。
同誌によると、奥菜も不倫交際を自覚していたのか、2人きりで出掛けることはめったになく、木村は正面玄関からの出入りを控え、奥菜は子どもの送迎などで外出する際には帽子やマスクにコートといった、まるで人目をしのぶかのような完全装備で警戒していたという。また、木村は奥菜との交際については事務所から注意されたが、聞く耳を持たなかったと伝えている。
2015年9月、奥菜の2度目の離婚が成立。それから半年後の翌16年3月、奥菜は再婚禁止期間が明けると木村との再々婚を発表し、自身のブログで「たとえどんな事があっても、子供達のため、私達のため、お互いの家族のために共に歩んで行く覚悟でおります」と決意を語った。
「再々婚当時、世間はタレント・ベッキーとゲスの極み乙女。・川谷絵音の“ゲス不倫”騒動(2016年1月)で“不倫”に過敏だったのもあり、2人の結婚に“祝福モード”という雰囲気は皆無でした」(芸能ライター)
同年3月のニュースサイト『日刊サイゾー』によると、そもそも2人の交際を反対していた木村の事務所関係者は「もう少し発表の時期を遅らせたかった」と複雑な心境を述べ、「木村のほうは親族も含め猛反対」と報じている。だが、木村は「これでファンや仕事が減るなら、それでもいい」とまで周囲に言い切り、そんな木村の熱意に奥菜も「(再々婚へ)一直線に突っ走っていた」という。
前途多難といわれた2人だが、お互いのインスタグラムでたびたび家族ショットを公開するなど、仲むつまじい姿を見せている。また2020年10月、奥菜恵が自身のYouTubeチャンネル『奥菜TAXI』を開設。初回動画には木村が登場し、反響を集めた。
結婚から8年目を迎えた今年3月、夫妻はそれぞれのインスタグラムで結婚記念日を報告。奥菜は「娘からの手紙で涙する夫婦。幸せ」とつづり、娘2人を含めた家族4ショットを公開した。奥菜の独立は家族の支えも必要となるだろう。今後の「チャレンジ」に注目が集まる。