第5話は、県警本部捜査一課の刑事指導官・風間公親(木村拓哉)のもとへ、新人刑事の遠野章宏(北村匠海)がやってくる。2人は早速、大学教授で地理が専門の梨多真夫(野間口徹)が死体で見つかった現場に臨場することに。第一発見者は、梨多のゼミの教え子・戸守研策(水沢林太郎)で、午後8時頃、卒論のことで教授を訪ねてきた際に死体を見つけたと言い――というストーリーが描かれた。
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※以下、ネタバレあり。
第5話の事件の発端は、梨多が戸守の卒業論文に単位を与えず、その理由も教えなかったこと。すでに就職先が決まっている戸守は、指導もせず「知らん」と突っぱねるだけの梨多を、思い余って自宅のベランダから突き落として殺害してしまったというものだった。
ストーリーの後半、卒論に単位が与えられなかった理由が明らかに。卒論では許可された上で梨多のコラムを引用していたが、その内容は実はトラップで、誤った内容が記されていたことが判明。その誤りに戸守が気づくことができなかったため、単位が与えられなかったことを遠野が突きつけるという展開となったが――。
ネット上からは「こんな教授実際いたら大問題」「これで単位落とすとか訴訟やったら勝てるレベル」「指導もしてくれないの?」「学生陥れる教授とか最悪」「これ発覚したら大学で大問題になるでしょ」というツッコミが集まっている。
「実は、梨多は過去にアカハラをでっち上げられて炎上したという過去を持っている人物。学生に“盲信”は危険であると告げたかったがゆえの行動だったと作中では描かれていました。しかし、全く指導せず、誤ったからといって『知らん』と単位を与えないのは現実なら大問題に。あまりのリアリティのなさにツッコミが集まっていました」(ドラマライター)
動機やトリックがお粗末過ぎる『教場0』。またも、視聴者を呆れさせてしまったようだ。