『まつもtoなかい』はこの日がレギュラーの初回放送となっており、ゲストには香取慎吾が登場した。
かつてはアイドルグループ「SMAP」として一世を風靡した中居と香取。2016年12月末の解散以降は二人はほとんど会っておらず、出会い頭はお互い「お久しぶりですね」と敬語で喋るなど、どこか余所余所しい空気となっていた。
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この異様な二人の雰囲気に対し、松本は「熟年離婚したカップルが久しぶりに会う感じ」と独自のニュアンスで表現した。オファーは松本およびフジテレビ側からの強い要望があったと言い、番組のラストには松本と中居の前で、香取によるスタジオ歌唱も行われた。
香取は今回のスタジオ歌唱については番組に感謝していると言い、「テレビでは歌はほとんど歌ってなくて」と裏事情を語った。中居は「え?そんな事ないでしょう?」と香取に聞いたが、「地上波、民放で歌うのは6、7年ぶりですね」と長年に渡り、歌番組からのオファーが途絶えていた事を明かしていた。
また、松本によると、香取と同じ事務所の元SMAPの稲垣吾郎も、今年4月に『人志松本の酒のツマミになる話』(フジテレビ系)に出演した際に、「お台場に来るのが6年ぶり」と語っていたという。
ネットでは、香取の久々の歌唱シーン放送と同時に香取の「民放で歌うのは6、7年ぶり」という発言に対し、驚きの声が相次いでおり、「ジャニーズからの圧力?」「かわいそう」「他の局も勇気出してオファーして欲しい」「業界の闇はまだ続いているのか」「暗にジャニーズ批判?」「よくない習慣だよね」といった声が相次いでいた。
事実、ジャニーズ事務所は2019年7月に「元SMAPのメンバーは出演させないように」とテレビに圧力を掛けていた疑惑があり、公正取引委員会から注意を受けていた事が明らかになっている。
現在は、特に圧力などは無さそうであるが、騒動が尾を引いたことで香取には歌番組のオファーが途絶えていたようであった。今回の『まつもtoなかい』出演をきっかけに、他の元SMAPメンバーの地上波歌番組への出演も期待したいところだ。