問題となっているのは、ボーイズグループ・JO1がサンリオとコラボして制作されたオリジナルキャラクターである「JOCHUM」。今回が初参戦となったが、初日で5位にランクインした。
JO1ファンからは喜びの声が聞かれている一方、一部サンリオファンはSNSで、「純粋にサンリオが好きで、サンリオのキャラを推してる身としては悲しい」「コラボ枠で良かったのでは無いでしょうか?」「キャラが好きなんじゃなくてキャラの先にいる担当の為に投票してる人間ばっか」「キャラクター大賞がバカバカしくなってくる」「これではJO1キャラクター大賞および、アーティストキャラクター大賞」といった怒りや指摘の声が聞かれている。
>>ゆるキャラアイドルにサンリオファンが激怒?「そんな言葉聞いたことない」バカにされたと感じた人も<<
なお、この順位は6位のハローキティや8位のマイメロディなど人気キャラクターを上回る順位となっている。
「実はこのサンリオキャラクター大賞、アーティストのYOSHIKIがコラボしているyoshikittyも過去ファンの投票によって上位に入り、サンリオファンが苦言を呈すという騒動を起こしています。キャラクター大賞には他にも『パートナー部門』という、企業や自治体とのコラボキャラがエントリーする部門があるため、アーティストのコラボキャラはそちらでエントリーするか、専用の部門を作ってほしいという訴えが毎年起こっています」(芸能ライター)
今年はほかにも歌手のadoや倉木麻衣、モーニング娘。とのコラボキャラもエントリーしているものの、「JOCHUM」が上位に来たためにバッシングの標的になっている様子。
なお、ネット上からは、「サンリオと一から作ったキャラだから問題ない」「サンリオさんがJO1さんのアイディアを得て、心を込めて作ったキャラなのに」「アーティストとコラボしてたってサンリオのキャラってことでいいじゃん」といった反論の声も上がっている。
初登場で速報5位という異例のスタートを切ったJOCHUMだが、速報9位のこぎみゅん、昨年21位のまるもふびより・モップなど、比較的新しいキャラクターも順位を上げてきている。毎年物議を醸す「サンリオキャラクター大賞」問題、しかしそういった順位の入れ替わりも、この大賞の醍醐味だというファンも少なくない。最終順位発表時はまた荒れてしまうのだろうか――。