「彼の家に泊りに行った、ある日のこと。朝起きると、ベッドに彼の姿がありませんでした。隣の部屋にいるんだと思い、起き上がって向かうと、何やら激しい息遣いが聞こえてきました。
>>冷凍保存されていた愛の証~女がドン引く瞬間~<<
ハァハァと苦しそうに息をしているので、背後から“どうしたの?”と声を掛けると、彼が振り返りました。すると、口元にマスクをつけていたんです。それに、かなり焦った様子。自分の部屋でなぜマスクを…と思いましたが、そこまで気には留めていませんでした」
愛花さんと彼は、同じ職場だったそう。そこである光景を目撃したことで、関係に亀裂が生じたという。
「職場に、綺麗な女性の先輩がいるんですね。先輩は、ファッションにも気を遣っていて、着けているマスクもちょっとオシャレ。使い捨てではあるんですが、薄いピンク色でワンポイントのロゴが入っているものを愛用。それを、社内でも着用していて、たまに交換して、古いものをゴミ箱に捨てる光景を目にすることもありました。
後日、彼の家に遊びに行った時です。筆記用具を借りようと、ラックの引き出しを開けたんですね。そこに、たくさんのマスクが入っていました。色や形状がそれぞれ違い、どれも別の種類のもの。汚れているわけではありませんが、使用感がありました。そして何より、その中に先輩の愛用しているマスクもあったのです。そう、彼はおそらく、ゴミ箱から女性の使用済のマスクを拾い、持ち帰っていたのです。以前に私が見た光景は、彼が女性の捨てたマスクを着けて興奮していた姿だったのでしょう。気付いてすぐ、部屋を飛び出しました」
マスクが原因となり、彼との関係がまずくなったということか…。
写真・Marco Verch Professional Photographer