マスク着用が個人の判断に委ねられるなど規制も緩和される中、それまで行うことができなかった文化祭を卒業間際に開く高校もあることが、番組内で明かされていた。入学と同時に発令された緊急事態宣言。学生たちは最後の思い出作りに全力を注いだという。さらには、卒業旅行や卒業式も工夫を凝らされた形で行われたことも併せて紹介されていた。
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ある高校では、クラスメートと写る思い出の写真がどれもマスク姿だったことから撮影会を開いたり、子どもの頃の写真と今の自分の写真を組み合わせるなどしてオリジナルの卒業アルバムを作っていた。
これらを受けて、加藤は「自分がこの3年間、高校生だったら、どういう気持ちなのかなと思ってVTRを見させてもらっていた」とした上で、「多分、僕自身は、『かわいそう』とか、『そういう時代だから思い出がないよね』って絶対言われたくない」ときっぱり。
「確かに行事もできなかったり、修学旅行できなかったり、部活もできなかったかもしれないけど、僕は絶対、かわいそうとか言われたくないの」と訴えた。続けて、「逆に僕らはいろんなことを考えて、いろんな工夫をして、『他の世代よりも、もっと頑張れたんだ』(と思いたい)」と告げた。
そして、「思い出も、例えば学校行事じゃなくても違うところでもあったし、友達とも密になって、さらに言ったら次は大学に行くのか就職するのか、違った道に行くのか分かりませんけど、大事なことが(すでに)分かっているから、楽しい大学生活、次の生活に行ける」と語気を強めた。最後に、「卒業生の皆さん、おめでとうございます」と締めくくっていた。
加藤の熱いメッセージに、ネットでは「自分のモヤモヤが言語化された。可哀想だけじゃない、制限の中で全力で楽しんだし、制限があるからこそ知恵を使った特別な3年間だった」「加藤浩次さんの発言、とても共感」「グッときた」「加藤さんその通りです!」といった声が寄せられている。