既に決勝には“オージー・オープン”マーク・デイビス&カイル・フレッチャーが進出を決めており、両チームは優勝決定戦のもう一つの座を懸け、激しく意地をぶつけ合った。試合では、TMDKがラフファイトを交えながら、徐々に毘沙門を追い込んでいくも、終盤に後藤は誤爆を誘うと、毘沙門が一気に猛反撃。最後は粘るニコルスに毘沙門が消灯を決めてカウント3。決勝進出を決めている。
試合後、毘沙門とオージー・オープンは視殺戦を展開。そしてYOSHI-HASHIが「次の仙台!空前絶後のざんまいで締めたいと思います!」とアピールすると、最後は後藤が「連覇するぞー!次回、仙台サンプラザで会いましょう!その時まで消灯!」と大会を締めた。
バックステージでYOSHI-HASHIは「オージー・オープン、アイツらは内藤&SANADA に負けたって言って、リベンジしたいって言ったろ?内藤&SANADA へとストーリーを繋げたいかもしれないけど、俺たちはオマエたちに借りを返す。俺たちは俺たちのストーリーを続けて、必ず仙台で2 年連続の勝利を収める」と改めて優勝宣言。
フレッチャーは「3 年間ずっと『WORLD TAG LEAGUE』を夢見てきた。さて決勝進出が決定したことだ。このチャンスをしくじることは許されない。自分たちが決勝に上がるんだと口にできることがとても嬉しい。来週水曜日、センダイでオージー・オープンが『WORLD TAG LEAGUE2022』覇者となる。そしてトーキョードームで FTR と 2 回目の対戦を果たす。『レッスルキングダム』であの IWGP タッグのベルトを持ってリングを降りる気分は最高だろうな。それは現実となる。早速記事にしてくれ。俺たちは世界一のタッグチーム、それがユナイテッド・エンパイアのオージー・オープンだ。今現在も、来週水曜日のセンダイも、このリーグの最初から最後まで、世界を動かしているのは俺たちだ」とまくし立てていた。
優勝決定戦は14日に宮城・仙台サンプラザ大会で行われる。
◆新日本プロレス◆
『WORLD TAG LEAGUE 2022 & SUPER Jr. TAG LEAGUE 2022』
2022年12月11日
兵庫・アクリエひめじ
観衆 971人
▼『WORLD TAG LEAGUE 2022』公式リーグ戦(30分1本勝負)
○後藤洋央紀&YOSHI-HASHI【7勝2敗=14点】(14分23秒 片エビ固め)マイキー・ニコルス●&シェイン・ヘイスト【6勝3敗=12点】
※消灯
※決勝は後藤&YOSHI-HASHI対デイビス&フレッチャー
(どら増田)