試合は開始早々、秋山がコーナーから場外のイスの城目がけて、ジャネラを投げ捨てると、エルボー合戦から、ジャネラがコーナーに置いたテーブルに秋山を2回投げつける。秋山はラダー目がけてエクスプロイダー。しかし、立てたテーブルに寝かせられると、ジャネラがラダーからダイビング・エルボーを見舞う。さらに、ジャネラはテーブルに寝かせてトップロープからの攻撃を狙うが、これは秋山が雪崩式エクスプロイダーで回避。続けて、リストクラッチ式エクスプロイダーを繰り出しカウント3。秋山が初のTLCマッチを制して新王者となっている。
試合後、秋山が退場しようとすると、スーパー・ササダンゴ・マシンが現れ、「この2022年、プロレスラーらしい活動を一切しておりません。私も一応、DDT所属のプロレスラーとして、どうかプロレスラーの年末調整をさせていただけませんでしょうか。年内、秋山さんのEXTREMEのベルトに挑戦できたら、プロレスラー活動をそこで調整できると思いつきまして、もし秋山さんが戴冠した暁には挑戦表明しようと思って新潟からやってきました。どうか年内に挑戦させていただけないでしょうか?」と挑戦表明。観客に問いかけた秋山は「やりましょう」と受諾するも、現在125キロのササダンゴに「20キロやせてこい」と減量命令。
秋山はTLCマッチは「プロレスの一部だと思ってるし、DDTに来たらそういうこともいつかはしないといけないんだろうって思ってたので」と語ると、ササダンゴの挑戦について「本来はチャンピオンがルールを決められるんですよね?僕がガチガチのプロレスルールを提示して、彼はどうするのかって。だからお互いがOKであれば、挑戦者が決めてもいいと思うし。パワポ(パワー・ポイント)対決でもいいし。一方的に俺がルールを決めるんじゃなくて、どうやって盛り上げていこうかなって。俺もそうだし、彼にもその責任はあると思います」と試合形式については譲歩する姿勢を見せた。このカードは29日のTOKYO DOME CITY HALL大会で実現する。
(どら増田)