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チャイムが鳴り、ステージに現れたマヂラブの2人。生徒たちは登場を知らされておらず、村上と野田を間近に見て大喜びだった。将来なりたい職業を聞かれて、外資系企業や航空会社で働きたいと答えた高校生に対して、村上は「高3の時は何も考えてなくて、東京の大学に行って芸能人を見たいと思ってた」。また、『学校へ行こう!』(TBS系)の「お笑いインターハイ」で優勝し、有名人だった野田は「サングラスと帽子をして電車に乗っていました。人生で一番売れていたのは高校1年生」と高校時代を振り返った。
授業では、講師の松井証券コンテンツプロデューサーの武藤正樹氏が「生きていくだけでお金がかかる」と結婚、出産、教育にかかる費用を解説した。最近、結婚したばかりの村上は「ありがとう!元アイドルと結婚したぞー!」と絶叫し、「お金はめちゃくちゃかかるよ。嫁さんの実家が山口県で、帰省だけでもめちゃくちゃかかって、家族の分も僕が出すし単純に食べる量も増える。子どもができればお金が必要だし、指輪もめちゃくちゃ高いよ」と家計の悩みを告白。追い討ちをかけるように、野田から「数年前まで仕送りもらってた」と暴露され、「32歳くらいまでもらってた。未来はすごく明るいよ!」とやけ気味に訴えた。
さらに、老後の資金が足りない「老後2,000万円問題」に関連して、投資信託やマネーの仕組みを学んだ。個人投資家のテスタは「株式投資は楽しいもの。投資のスタートは早ければ早い方が良く、少ない金額で始めて、失敗したらまたチャレンジすればいい」とアドバイス。授業に参加した生徒は「老後は関係ないと思っていたけど、やらなきゃという危機感を感じた」、「物価上昇で損するのは自分も感じていて、投資を始めてみようと思った」と感想を述べていた。
終了後の「もし高校生に戻れたら、何をするか?」という質問に、野田は「最強になりたいんで、週7日筋トレをして、食事から何から筋トレに全部つぎ込んだ人生を1回やってみたい。36歳から本気でやると体を壊すので」と筋トレを極めることを切望。村上にどうやって生活するのかと聞かれ、「(実在しない)マッチョ協会から援助を受けて」と答えた野田だが、「食べるものがなくて、どんどん痩せていく」と指摘されて残念がっていた。
(取材・文:石河コウヘイ)