『おしゃれは我慢』という言葉がある。おしゃれのためなら多少の暑さや寒さ、締め付けなどは我慢しようという意味合いだ。そして実際、それを実行している女性は多い。真冬の寒空の下でも、薄着で耐えている女性をよく見かける。
>>女はよくわかっている! お金持ちでもモテない男性の“無意識ひけらかし”行為<<
それをオシャレとして自分のために楽しんで着ているなら良いだろう。問題はモテるため、人のために辛い思いをしてまで薄着をしている人たちだ。そんな彼女たちに伝えたいのは、男性みんなが露出度の高い服を好む訳ではないということだ。
デートの待ち合わせに来た女性が薄着をしていたら、2つの思いが浮かぶ。1つは『頑張ってオシャレをしてくれたんだな』という微笑ましい気持ちだ。そしてもう1つが『寒そうだけど大丈夫かな?』という心配である。
今日は外を歩くデートだけど寒くないだろうか、夜景を見に行きたいけど風邪を引いたらいけないから中止しようかな...男性はそう考えてしまうのである。その結果、隣に歩く女性の体感温度ばかり気にして、デートに集中できないなんてことが起こるのだ。
一方で、たくさん着込んでホカホカの女性が現れたら、そんな心配はしなくて済む。頬が赤らんでいるのは暖かいせいなのか、自分への好意なのか、そういった想像も楽しむこともできるのだ。着膨れは良いことづくめなのである。
さらに、単純に着膨れした女性が可愛いという理由もある。待ち合わせに、デート相手の女性がニコニコしながらコロコロと駆け寄ってきたら、ズキュンと撃ち抜かれてしまうこと間違いなしだ。
さあ、今年の冬は『着膨れ』をめざして重ね着の最高記録に挑戦だ!
文/恋愛ライター・小島康明
写真/Laurent Neyssensas