これを受け、元衆議院議員の金子恵美氏は「過去最低ということですけども、森(喜朗)さんなんか一桁だった時代も。3割切ったら危険水域と言われる中で、まだ末期状態ではないと思う。ただ厳しい状況は変わらない」と現状を指摘した。
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さらに岸田内閣では、山際大志郎前経済再生担当相や葉梨康弘前法務相が事実上更迭されており、「辞任ドミノ」を警戒する流れがある。その最中に寺田稔総務大臣に関連政治団体の脱税疑惑という「政治とカネ」の問題が生じた点にも、金子氏は「寺田総務大臣は実直というか真面目な方で政策も明るい方」と力量を評価。
一方で、そうした人物に疑惑がかけられていることには「その事務所体制とかお金の管理っていうのはここはしっかりやらないと、どんなに政策明るくて政治的に評価高くてもそこが厳しいとなると。特に総務大臣は政治資金規制法の所管大臣だということを考えるとなかなか厳しいかな」とウイークポイントを指摘した。
金子氏は今後、寺田大臣に対する追及で「国会の審議が止まりそうなことが起きたら、辞任ドミノは避けたいとしても十分可能性があると思っています」ともコメントしていた。
さらに、画家の中島健太氏は「このニュースで野党が喜んでいないことを祈る」「野党が政権を奪取するエネルギーになっているかと言えば、全くそんなことはない」といった指摘も行っていた。
これには、ネット上で「支持率30%台でも、まだ末期じゃないのか」「これ以上、辞任ドミノが続いたら岸田内閣本当にぶっ倒れそう」「中島健太さん、画家なのに、政治に鋭い意見持っているなと思う」といった声が聞かれた。