☆東京11R アルゼンチン共和国杯(GII)(芝2500m)
復調してきたラストドラフトを狙う。デビューから2連勝で京成杯を制した素質馬であったが、その後は勝ち星を挙げることができず、特に昨年は1月のAJCCで2着に入った以外は掲示板にも載れず不振に陥っていたが、今年に入って徐々に復調してくると、前々走の目黒記念では、直線で進路がやや窮屈になる場面があったが、怯むことなく伸びて勝ち馬から0秒2差の5着。前走のオクトーバーSでは、直線で進路がなく内へ外へと動いた上、窮屈になる場面もありスムーズな競馬とは行かなかった中、勝ち馬と0秒2差の2着。それも58kgの斤量を背負ってのものだから評価できる。今回はハンデ戦で、ハンデは56kgと前走に比べ2kg軽くなるのは大きい。追い切りを見ると近走イチと言えるほど、軽やかに走れており、一度使った効果もあって状態はかなり良さそうだ。鞍上の三浦皇成騎手は3日にJBCスプリントを制し勢いがある。条件が整い、2019年1月以来の勝利を挙げてもおかしくない。
相手本線は3歳馬キラーアビリティ。今年初戦となった皐月賞は13着に敗れたが、状態が良い頃までの出来ではなく、テンションが高かった上、スタートで出遅れるなど力を出し切れなかった。前走のダービーでもまだ良い頃の状態までには行っていなかったが、それでも良い脚を使って6着と善戦。完調でなくともこれだけの競馬ができるのだから、やはりポテンシャルは高い。今回は久々のレースとなるが、じっくりと乗り込まれており状態は良さそうで、力さえ出し切ればあっさりがあってもおかしくない。
◎(11)ラストドラフト
〇(6)キラーアビリティ
▲(10)ダンディズム
△(1)キングオブドラゴン
△(17)ハーツイストワール
△(3)ユーキャンスマイル
買い目
【馬単】5点
(11)→(1)(6)(10)(17)
(6)→(11)
【3連複1頭軸流し】10点
(11)-(1)(3)(6)(10)(17)
【3連単フォーメーション】20点
(11)→(1)(6)(10)→(1)(3)(6)(10)(17)
(6)(10)→(11)→(1)(3)(6)(10)(17)
※出走予定競走には、馬の体調等により出走しない場合があります。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、金曜掲載の「ハッシーの中央競馬新馬セレクション」も担当している。