さて、今週は「第43回サンタアニタトロフィー(SIII)」が大井競馬場でおこなわれる。
本命に推すのは安定感抜群のスマイルウィ。デビューから23戦して11勝2着5回3着2回と抜群の安定感を誇る本馬。特に今年に入っては5戦3勝2着2回で連対率100%と今がまさに充実期。特に3走前の京成盃グランドマイラーズ(SII)では、昨年川崎記念(JpnI)、かしわ記念(JpnI)を制したカジノフォンテンや、19年東京大賞典(GI)で3着に入り、昨年のJBCスプリント(JpnI)で4着に入ったモジアナフレイバーなど、錚々たるメンバーが揃った中、2番手から抜け出して、追い込んできたカジノフォンテンを凌いで見事優勝。それも淀みのない流れで、先行馬には厳しい流れになった中での結果だけに評価できる。前々走のマイルグランプリ(SII)が初の大井競馬場でのレースとなったが、スタートから出して行き2番手の位置を取ると、3コーナー手前から先頭に立ち逃げ切りを狙ったが、ゴールドホイヤーに差し切られ2着。それでも前半やや折り合いを欠き、斤量も勝ち馬のゴールドホイヤーより1kg重く、さらには淀みのない流れの中でのものだけに、負けて強しの内容だった。前走は好スタートからハナを切り、直線に入ると後続を突き放したものの、フィールドセンスが本馬よりも1秒0速い39秒3の上がりを使って差し切られ2着。それでも3着馬には0秒6差を付けており、勝った馬を褒めるしかない。近3走だけ見ても、これだけ強い競馬ができている上、今回のメンバーを考えると楽なメンバー構成。馬体重が減り続けているところは不安であるが、ここも崩れることは考え辛く、勝ち負けになるだろう。
相手本線はゴールドホイヤー。前走はなかなか強い競馬だった。スタートはまずまずだったが、なかなかダッシュが付かず押して押して3番手の位置を取ると、道中は終始スマイルウィをマークする形で進み、直線ではスマイルウィとの一騎打ちとなり、残り100mあたりで抜け出して優勝と、力がなくては出来ないレースだった。昨年は成績にムラがあったが、今年に入って安定して結果が出るようになってきており、前走のような競馬ができれば、ここも上位争いになるだろう。
▲はリンゾウチャネル。以下、マッドルーレット、サヴィ、ファルコンビークまで。
◎(6)スマイルウィ
〇(2)ゴールドホイヤー
▲(16)リンゾウチャネル
△(8)マッドルーレット
△(11)サヴィ
△(13)ファルコンビーク
買い目
【馬単】6点
(6)→(2)(8)(11)(13)(16)
(2)→(6)
【3連複1頭軸流し】10点
(6)-(2)(8)(11)(13)(16)
【3連単フォーメーション】16点
(6)→(2)(8)(16)→(2)(8)(11)(13)(16)
(2)→(6)→(8)(11)(13)(16)
※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。