☆ココクレーター
2022年10月30日(日)東京第5R芝1800m戦に出走予定のココクレーター。馬名の由来は「プルメリアが有名な植物園があるハワイの地名。母名より連想」。牝、青鹿毛、2020年4月5日生。美浦・木村哲也厩舎。父エピファネイア、母プルメリアスター、母父ゼンノロブロイ。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はキャロットファーム。愛馬会法人・キャロットクラブの募集馬で総額3600万円。母は芝のマイル以下で3勝を挙げたスピード馬。叔母には19年宝塚記念や有馬記念、コックスプレート(豪GI)などGIを4勝した名牝リスグラシュー(父ハーツクライ)がいる。本馬は母に似て小柄だが、伸びのある均整の取れた好馬体の持ち主。全体的な筋肉量としては物足りないが、質は良いものがあり、質に量が付いてくれば相当なものになるだろう。ただ、追い切りの動きには良いものがあるが、気持ちが入りすぎてしまうタイプのようで、折り合いがカギとなりそう。折り合いさえつけば、キレのある走りを披露してくれることだろう。なお、鞍上にはC・ルメール騎手を予定している。
☆ジャスティンレオン
2022年10月29日(土)阪神第5R芝2000m戦に出走予定のジャスティンレオン。馬名の由来は「冠名+人名より」。牡、黒鹿毛、2020年3月7日生。栗東・杉山晴紀厩舎。父ハーツクライ、母ダイワパッション、母父フォーティナイナー。生産は新ひだか町・田上徹氏、馬主は三木正浩氏。2020年セレクトセール当歳市場において7920万円(税込)で落札された。半兄には18年皐月賞(GI)を制したエポカドーロ(父オルフェーヴル)がいる。本馬はハーツクライ産駒らしくまだ緩さが目立つが、トモには容積のある上質な筋肉が付いており、本格化が非常に楽しみな馬体をしている。顔立ちはきりっとしており、学習能力が高そうだ。手前の替え方がまだぎこちなく、右手前の方がスムーズなフォームをしているように見えるため、左回りの方が良いかもしれない。それでも追い切りでは好タイムが出ており、ポテンシャルの高さが窺える。なお、鞍上にはC・デムーロ騎手を予定している。
※出走予定競走には、馬の体調等により出走しない場合があります。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン~狙ったレースは逃さない!~」も担当している。