ひろゆき氏は、普天間基地にはもともと「何も無かった」と発言していたと指摘する一般ユーザーの書き込みに引用リツイートの形で、「たしかに言い過ぎですね。失礼しました」と反応。続けて、「『普天間住民の90%以上の人は基地が出来てから移住してきた人。』だと事実です。1945年当時の人口が9千人で、現在の人口は9万人」と書き込んだ。
>>ひろゆき「デマを流しても訂正される」自身の発言切り取り指摘 沖縄県民侮辱と印象操作?<<
アメリカ軍が使用する普天間基地は日本への返還が予定されているが、代替施設の建設地となっている辺野古では反対運動が続いている。この場所をひろゆき氏が訪れ、「座り込み」に関して疑問を呈し、物議を醸していた。
ひろゆき氏としては、何もないところに基地が作られたのだから大きなトラブルはなかったと主張したいのだろう。辺野古で反対運動を展開しているのは、地元ではない外部の人間といった主張と同様のものだと言える。
これには、ネット上で「ちゃんと謝って訂正するところが素晴らしいですね」といった声が聞かれたが、異論が相次ぐ形となった。「全てを焼け野原にした後、基地を作ったのですから人がいないのは当然」「まだデマを流しますか? 米軍に土地や畑を奪われ米軍基地にされた宜野湾の住民は基地周辺に住まわされた、そしてその宜野湾住民の子や孫が増えて今の人口になっている」といった声が多く聞かれた。
また、ひろゆき氏とインターネット番組『ABEMA Prime』(ABEMA)で議論を交わした『沖縄タイムス』(沖縄タイムス社)記者の阿部岳氏も「77年の長い時間がたつと、子孫ができて、人口が増えたりすることをご存じですか。『90%が移住』は即座に否定されるデマです」とひろゆき氏の発言を否定している。
今回のひろゆき氏のツイートは、沖縄に関するさらなる議論を呼び起こす発言ともなりそうだ。
記事内の引用について
ひろゆき氏のツイッターより https://twitter.com/hirox246
阿部岳氏のツイッターより https://twitter.com/ABETakashiOki