☆ティニア
2022年9月10日(土)中京第3R芝1400m戦に出走予定のティニア。馬名の由来は「エトルリア神話における嵐(稲妻)の神」。牡、黒鹿毛、2020年5月2日生。栗東・池江泰寿厩舎。父Frankel、母Follow a Dream、母父Giant’s Causeway。生産は愛・North Hills Co.Ltd、馬主は前田幸治氏。本馬は5月生まれの遅生まれながら均整の取れた好馬体をしており、トモには弾力のある上質な筋肉が付いている。四肢はしっかりと真っ直ぐに伸びており、胸も深く心肺機能も高そうだ。追い切りではバネがあり、ダイナミックな走りを披露している。距離はマイル前後が良さそうで、キレを武器に活躍しそうだ。なお、鞍上には福永祐一騎手を予定している。
☆サーマルソアリング
2022年9月10日(土)中京第5R芝1600m戦に出走予定のサーマルソアリング。馬名の由来は「スカイスポーツ用語。熱上昇風を利用して高度を獲得するテクニック」。牝、鹿毛、2020年3月3日生。栗東・藤原英昭厩舎。父ドゥラメンテ、母トータルヒート、母父Street Cry。生産は白老町・社台コーポレーション白老ファーム、馬主はキャロットファーム。愛馬会法人・キャロットクラブの募集馬で総額3000万円。母は芝・ダートの短いところで5勝を挙げた快速馬。半兄には新馬勝ちをしたキャンデセント(父ディープインパクト)がいる。本馬はドゥラメンテ産駒らしい伸びのある馬体をしており、トモは形が良く容積も十分。顔は凛としており学習能力が高そうだ。追い切りでは跳びが大きく推進力のある走りをしており、これから身が入ってくれば上位クラスでの活躍が見込めるだろう。なお、鞍上には福永祐一騎手を予定している。
※出走予定競走には、馬の体調等により出走しない場合があります。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン~狙ったレースは逃さない!~」も担当している。