黒丸・夏原武両氏による同名の人気コミックが原作。2006年に連ドラ、08年には映画化され、いずれも平野のジャニーズ事務所の先輩ですでに退所した山下智久が主演を務めた。
記事によると、平野が演じるのは、15歳の時に父が詐欺事件に遭ったことがきっかけで、家族を失った黒崎高志郎。「クロサギ」とは人を騙して金銭を奪う「シロサギ」、色恋をエサにする「アカサギ」の両方を騙す「詐欺師を狙う詐欺師」のこと。
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黒崎は父親を騙した詐欺師へ辿り着くため、「この世のシロサギを全部喰ってやる」とリベンジに燃える。
ドラマでは、さまざまな職業など多種多様な人物になりすます変装も見どころで、平野は「頭が切れて、1人でひょうひょうと生きる黒崎は、純粋にかっこいいなと思います」とコメントしている。
「さすがに、もう山下の主演での続編はないと思っていたが、まさか、平野を主演にして同じ作品をやるとは思わなかった。おそらく、退所者のドラマを現役ジャニーズが引き継いだ初めてのケースでは。退所者にしてはジャニーズの露骨な〝圧力〟と感じられるはず」(テレビ局関係者)
とはいえ、ドラマ版も劇場版もヒット作となっただけに、平野にはそれなりのプレッシャーがのしかかることになりそうだが、さらなる山下への〝当て付け〟もありそうだという。
「ドラマ版も劇場版も主題歌を歌ったのは山下(および当時メンバーの1人として属したNEWS)。グループの中でもナンバーワンの人気の平野だけに、主題歌でソロ歌手デビューを果たすことになるかもしれない。そうなったら、今後、ソロとしての活動にも力を入れることになるのでは」(芸能記者)
平野にとってはいろいろな意味での〝勝負作〟になりそうだ。