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異例の電波ジャックが不発に終わったジャニーズ、『VS魂』には打ち切りの噂も

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画像はイメージです

 6月末に港浩一社長の新体制が発足したばかりのフジテレビ。以前から、ジャニーズ事務所への〝依存度〟の高さは他局に比べて目立っていたが7月21日、ついにゴールデン・プライム帯(以下GP帯、午後7時から11時)をジャニーズ事務所所属のタレントの出演番組が〝電波ジャック〟してしまった。

 もともと、木曜日の同日は午後7時からが嵐の相葉雅紀がMCを務め、複数のジャニーズタレントがレギュラーの「VS魂グラデーション」が、午後10時からはHey! Say! JUMPの中島裕翔が主演のドラマ「純愛ディソナンス」が放送中。

 そして、同日は、年内で芸能活動を終了する意向のシンガー・ソングライター、吉田拓郎の最後のテレビ出演となった「LOVE LOVE あいしてる 最終回・吉田拓郎卒業SP」にKinKi Kidsが出演した。

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 「その日の平均世帯視聴率は、『VS魂』が5.9%、『LOVE LOVE』は10.0%、『純愛』は4.3%でいずれも振るわず。『VS魂』には番宣でKinKiが出演。4月のタイトル改編以降、4%台が多かったので、多少はゲスト効果があった。『LOVE LOVE』は吉田の〝勇退〟に花を添えるべくキムタクや明石家さんまも投入したがその効果はあまり見られず。『純愛』は初回に続き4%。教師と生徒の禁断の恋愛が描かれているが、視聴者はもうそんな非現実的なシチュエーションに飽きてしまっているのが明らかになった」(芸能記者)

 まさに、〝事務所総出〟とも言える体制でフジのGP帯を盛り上げるはずだったジャニーズだが、なかなか思惑通りにはいかなかった。

 「『純愛』はもはや飽きられている〝禁断の恋愛〟ものだが、地上波なので過激度などが足りず。『VS魂』はいよいよ打ち切りのうわさも流れ始めている」(テレビ局関係者)

 フジの凋落ぶりを象徴するような1日になってしまったようだ。

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