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『くりぃむナンタラ』ビックリマンの知名度が低すぎる?「ものを知らなさ過ぎ」回答者にも違和感

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くりぃむしちゅー・有田哲平

 7月31日に放送された、テレビ朝日系の深夜バラエティ番組『くりぃむナンタラ』での企画が物議を醸している。

 この日、放送されたのは「その言葉Z世代は知りませんでした!ブラックジャック」というトランプのブラックジャックのシステムを使ったクイズゲームで、スタジオには25名のZ世代(1996〜2010年生まれの世代)の若者が集められ、番組の用意した「昭和・平成ワード」の認知度を推測していくというもの。

 チャレンジするのは、くりぃむしちゅー有田哲平と南野陽子の「オーバー50チーム」、よゐこ濱口優と武田真治の「めちゃイケチーム」で、それぞれの年齢が近いだけあり、白熱したバトルが繰り広げられた。

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 だがその一方、今回の企画にはネットで辛辣な声も相次いでいるという。

 Z世代に出題されたのは、「ブルース・リー」「スケバン刑事」「ゴルゴ13」「トップガン」といった昭和世代でなくても知っていそうなワードも多く提出されたのだが、スタジオに集められたZ世代には全くピンと来なかったようで、かなり低い認知度となった。

 また、スタジオに集められた25名のZ世代は、見る限り男女比がおかしく、女性が20名座っているのに対し、男性は5名程度と男女比にかなりの差があった。そのいびつな男女比のためか、男の子がメインターゲットだった「ビックリマンチョコ」は25名中12人、『ウルトラマン』の必殺技である「スペシウム光線」は25名中4名しか答えられない結果となった。

 特に「ビックリマンチョコ」は、近年でも『ONE PIECE』や『鬼滅の刃』『進撃の巨人』といった人気漫画やYoutuberとのコラボが記憶に新しく、若い世代での知名度は高いと思われるが、男女比の差でワリを食ってしまったようだった。

 この結果に、ネットでは「さすがに出てるZ世代、ものを知らなさ過ぎないか?」「一般的なZ世代はもうちょっと知ってるだろ」「目立つためにわざと知らないふりしてる人も多そう」「男女比はせめて揃えて欲しい」といった声もあり、スタッフ側の「オジサン世代VSモノを知らないZ世代」の演出する意図が強く見える形となった。

 なお、今回の「Z世代ブラックジャック」は2回目の放送であり、第1回は約2か月前の5月29日に放送が行われている。この時は2回目に比べて男性もやや多く、また途中では、逆にZ世代が「平成フラミンゴ」「ピ」「チェンソーマン」といったオジサン世代は知らないであろうワードクイズを出題するなど、ただの「若者叩き」にはならない構成がされていた。

 それだけに、今回の「Z世代ブラックジャック」には期待外れの声も多かったようだ。

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