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所属していた事務所との泥沼の訴訟がようやく決着していたライダー俳優

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半田健人

 「平成ライダーシリーズ」の「仮面ライダー555」で主演を務めたことで知られている俳優の半田健人が、かつて所属した芸能事務所と金銭を巡る泥沼訴訟で敗訴していたことを、先ごろ「フライデー」(講談社)が報じた。

 もともと、半田は2001年に「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」の最終選考会出場者(ファイナリスト)に選ばれたことをきっかけに芸能界入り。

 03年、「平成仮面ライダーシリーズ」の第4作「仮面ライダー555」で初主演を務め、「史上最年少のイケメンライダー」(当時)として一気に知名度を上げた。

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 「2004年に『タモリ倶楽部』(テレビ朝日)への出演を機に、高層ビル好きであることが知られるようになった。その後、同番組や、バラエティー番組等への出演を通じ、鉄道、昭和歌謡といったジャンルへの造詣の深さも、徐々に明らかになり、イケメンなのにオタクなのが受け俳優以外の活動にも幅を広げた」(テレビ局関係者)

 14年には昭和歌謡を強く意識したオリジナル・アルバム「せんちめんたる」を発売するなど、歌手としても活動しているが、同誌によると、前事務所との争いは11年前に遡るのだとか。

 ブレーク後の05年に、半田は事務所と1年ごとに自動更新されるマネジメント契約を結んだが当時の半田の月給は主演した『仮面ライダー555』にちなんだ55万5555円だったという。

 10年にマネジメント契約の内容変更をしたことを契機に、両者の関係は破綻。11年に業を煮やした事務所側がマネジメント契約の有無を巡り、東京地裁に提訴。

 半田に対して給与や自宅マンションの家賃、光熱費、携帯代、はては住民税まであらゆる生活費用を支払っていたとして800万円超の費用の返還を求めた。

 11年越しのバトルとなったが今年5月、東京地裁は事務所側の主張を認め、半田に対し、700万円を超える費用の支払いを命じバトルは幕を閉じたというのだ。

 金銭的損害は受けたものの、芸名を変えずに芸能活動を継続できている半田。返済のために今まで以上にバリバリ仕事をこなすことになりそうだ。 

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