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テレ朝人気ドラマシリーズにジャニーズ勢投入の理由と気になるその効果

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 13日に俳優の東山紀之が主演するテレビ朝日系人気ドラマシリーズ「刑事7人」の最新作がスタートしたが、東山のジャニーズ事務所の後輩でジャニーズWESTの小瀧望が新加入する一方、シリーズ初回から出演している倉科カナが卒業してしまった。

 同ドラマは、2015年から続く人気シリーズの第8弾で、小瀧はZ世代の新人刑事として加入することになり、初回の平均世帯視聴率は11.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)の好スタートを切った。

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 「このところ、テレ朝の人気ドラマシリーズへのジャニーズ勢の新加入が目立っている。主演がジャニーズということもあって、キャスティングしやすいようだが、それによって、もともとシリーズのファンだった視聴者が離れるリスクも。実際、ネット上では小瀧の加入による倉科の卒業に不満の声も多く上がった。とはいえ、テレ朝の現在の最大の課題は若い視聴者層の取り込み。そのためには、固定ファンが多いジャニーズ勢の投入が効果的だと判断したようだ」(テレビ誌記者)

 井ノ原快彦主演の「特捜9」には、今年4月期のseason5からSnow Manの向井康二が新加入。新加入にもかかわらず、見せ場も作られるなど好待遇を受けていたのだが……。

 「若返りを掲げる現場だけに、スタッフが交代するなどしたため、前身の『警視庁捜査一課9係』から主要キャストを務めていた津田寛治が自ら降板を申し入れたが、制作サイドが説得。ゲスト的な扱いでの出演にとどまることになり、徐々に出演シーンも減っている」(芸能記者)

 気になる向井投入の効果だが、「特捜9」はseason5で全12話のうち、第5話と7話が視聴率1ケタを記録。これまでのseasonで初の1ケタ転落となってしまった。

 「今後、『刑事7人』の視聴率が右肩上がりになって行かない場合、大いに再考の余地がありそう。このところ、映画『シン・ウルトラマン』にHey! Say! JUMPの有岡大貴を投入して集客効果をもたらしたりしているが、映画は劇場に運ぶしか選択肢がない。しかし、もともとテレビ離れしているジャニーズの世代がわざわざ推しタレントのドラマを毎回視聴するとは考えにくい」(テレビ局関係者)

 テレ朝は、ジャニーズファンの心理を読み間違えたかもしれない。

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