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『千鳥の鬼レンチャン』挑戦の真麻に「逆にかわいそう」大幅カットでスタジオも心配

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高橋真麻

 7月3日放送のフジテレビ系『千鳥の鬼レンチャン』で、フリーアナウンサー・高橋真麻が見せた本気の歌が話題になっている。

 この日、『鬼レンチャン』の人気企画「サビだけカラオケ」に登場した高橋はバラエティ番組などで披露している、パワフルに歌い踊る「面白うまい」スタイルを完全封印。本気で賞金100万円を狙うと明かした。

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 高橋が自身のスタイルを封印してまで『鬼レンチャン』に懸けたのは、夫のある一言がきっかけだったという。

 高橋の夫は普段、妻の仕事に全く興味がないのだそう。だがある日、高橋が夫に「鬼レンチャンに出るよ」と伝えたところ「鬼レンチャン達成したらスゴいよね」という話になり、高橋は「夫に褒められたい」という一心で、おふざけ一切なしで挑んだ。

 本気モードに入った高橋は丁寧に音程を取りながら次々と課題曲をクリア。
 だが、お世辞にも面白くない「ただ歌がうまいだけ」の高橋の姿に、スタジオにいる芸人たちはやや不満気味だったようだ。千鳥・ノブは「機械的な歌い方」「こんな真麻さん誰が見たいの?」とツッコミを入れていた。

 また、本気モードの高橋に番組スタッフも面白さを感じることができなかったのか、高橋がクリアした2~5曲目はダイジェストで紹介する形になり大幅にカット。この扱いに、スタジオの千鳥・かまいたちは「逆にかわいそう」「もうちょっと応援させてくださいよ!」と異議を唱えていた。

 その思いは番組を見ていた視聴者も同じだったようだ。ネットでは「歌はうまいけど面白くない」「本当にロボットみたい」「ボーカロイドを聞いてる感じ」といった声が相次いでいた。

 結果的に高橋は10曲をクリアし100万円をゲット。だがスタジオの芸人たちはその歌い方を「ロボット」「メカ真麻」とやゆしていた。

 もっとも当の高橋も「撮れ高」の少なさは気にしていたようだ。チャレンジとは別に、いつもの歌って踊る特別バージョンを撮影するなど配慮していたようだが、高橋の思いが強すぎたために、結果的に盛り上がりを欠くチャレンジとなったようだ。

 『鬼レンチャン』の「サビだけカラオケ」はAIが音程のみを判定する企画。クリアするために、どうしても抑揚のないロボットのような歌い方になってしまうようだ。

 『鬼レンチャン』は今年の5月にレギュラー放送が始まったばかり。だが、早くも「真剣にやりすぎると面白くない」という大きな課題を抱えてしまった。

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