連日、東京電力管内に発令されている「電力需給ひっ迫注意報」。この話題について話を振られた玉川氏は、東日本大震災の影響で東京電力管内で計画停電が行われた際、「西から東に電力をもっと送れれば」という話が出たと指摘。
今回も、昨日時点で中部、北陸、関西の三電力管内では予備率が8.3%あったと報じられていることに触れ、「西から東にもっと電気が送れれば、日本全体で(予備率)5%以上は確保できた可能性が高い」とした。
>>『モーニングショー』玉川徹氏「うるせえよ」と挑発? 政府の節電要請方針でアンチ批判先読み、羽鳥アナも苦笑い<<
また、玉川氏は「10年以上前からの課題をいまだに解決してなかった」と苦言。一方、ヨーロッパでは国同士で電力を融通できると言い、「日本の場合は電力会社同士で融通できないんですよ。10年経っても解決してない」「なぜやらない?」と苦言を呈していた。
しかし、東日本で供給される電気は50Hz、西日本は60Hzと、東西で電気の周波数が異なる。また、東日本大震災をきっかけに周波数を変換できる飛騨信濃FCが2021年に設置されたものの、周波数変換所は全国でいまだ4か所。周波数変換所の増設には、多額の費用と時間がかかるという情報が、東日本大震災の際に多くの人に広まった。
今回、東と西で周波数が異なるために、容易に電気を送れないことに言及しなかった玉川氏に、ネット上からは「周波数の壁あるからしょうがないでしょ」「明治時代からの問題なんだから今更そこ批判しても仕方ない」「なんでもかんでも批判」「100年経っても難しい問題なんだよ」「周波数問題知らないのか?」という苦言が殺到していた。