この日の『DX』は「お笑い事務所を一斉捜査SP」。その中でホリプロコムのお笑いコンビ「きつね」の淡路幸誠は、同じ事務所の先輩で、30年のキャリアを越える大ベテラン、X-GUN・さがね正裕にまつわる衝撃のエピソードを披露。
ある時、さがねが「今日、嫁と考えられへんようなオモロイことがあって」と気になることを言ってきたのだという。「今日めちゃめちゃ朝、雨降ってたやろ。それやのに嫁に『ゴミ捨てて』言われて、カッチーン来て……」と切り出した後、「ほんで、ここから聞きたかったら、お前、500円払え」と言われたのだとか。
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このセコい話に他の芸人たちが絶句する中、松本だけは「まあ、でもモヤモヤするな」と擁護。ただし結局、淡路は500円を払わずにトークの結末を聞かずにいるという。
そこで今回、番組スタッフがその500円を支払い、さがねに話の続きを聞きに行くことに。スタジオの出演者一同、固唾を飲んで、そのトークVTRに耳を傾けた。すると、さがねは「嫁がキツいので、オモシロ話が結構いっぱいある」と自らハードルを上げつつ、語り始めた。
だがこの後、彼は実に3分も尺を使ったものの、話は何のオチもないものだった。つまりは、朝、先に出かける妻から「生ゴミ捨てておいて」と頼まれたものの、出し忘れてしまって以来、完全に妻の尻に敷かれている、というものだったのだ。彼は「上下関係はその生ゴミ1つで僕の位置が一気に下がりましたっていう話でした」と誇らしげに締めくくっていたが、これにネットは大荒れ。
「まさかこのまま終わり」「で、オチは?」「えええ・・・マジかこいつ・・・」「芸人やめろや」「あーやらかしたわ」「ほんとに芸人なん」「生ゴミレベル」「これはひどい」「二度と出すな」「売れてないのが納得でしかない」とブーイングが起きた。
スタジオの反応も「びっくりしたー」「すごい…」とア然とする中、笑いに厳しいはずの松本だけは「いや〜さがね。安定のさがねや、逆に」とむしろ評価しているようだった。
実は以前、松本は「X-GUNの軽いブームが来てる」と言っていたのだ。特にさがねの相方・西尾季隆のおばさん臭い“説教、毒舌キャラ”を買っていたところもあり、2011年の『人志松本のすべらない話』(フジテレビ系)のクリスマスSPにも呼ばれるなど、推していた時期があったのだ。まだ彼らに期待しているところがあるのかもしれない。