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ハッシーの地方競馬セレクション(6/15)「第58回関東オークス(JpnII)」(川崎)

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画像はイメージです

 距離が敗因か・・・。先週大井競馬場でおこなわれた「第68回東京ダービー(SI)」。本命に推したシャルフジンは、好スタートからすんなりとハナを切ると、道中はしっかりと息が入る理想的な展開。それでも3,4コーナー中間あたりから手応えが怪しくなり、残り200mあたりで脚が鈍って7着。展開、状態を考えればこんなに負ける要素はなく、距離が敗因と考えるのが妥当かもしれない。ポテンシャルが高いことは明らかなだけに、得意の距離に戻れば巻き返す可能性は高い。

 さて、今週は牝馬クラシック3冠目「第58回関東オークス(JpnII)」が川崎競馬場でおこなわれる。注目は何と言っても3冠がかかるスピーディキック。今回は距離延長と中央勢が相手と楽ではないが、その走りに注目が集まる。

 本命にはラブパイローを推す。中央勢の中ではダート1勝、それも未勝利戦と実績では劣るが、一発の可能性を秘めている。勝利した2戦は芝とダートの1勝ずつであるが、ともに逃げ切り勝ち。未勝利戦ではテンのダッシュはイマイチながら押してハナを取りに行き、今回の有力馬の一頭となっているグランブリッジに1秒7差も付けての勝利と能力が劣るとは思えない。2勝目を挙げたミモザ賞は芝のレースだが、重馬場でスタミナとパワーがいる馬場だった。その条件下で逃げてメンバー中3位の上がりでまとめて優勝と、条件さえ合えば芝でもやれるところを見せた。今回は他にハナを切りたい馬がおらず、距離延長によりテンに脚を使わなくてもハナを切れる可能性が高く、無理のない競馬ができる可能性は高い。中央よりも時計のかかる地方の馬場ならスピード負けする可能性も低く、血統的にも昨年の南関東リーディングサイアー2位だったパイロ産駒だけあって今回の条件なら一発の期待ができる。

 相手本線は2冠馬スピーディキック。牝馬クラシック2冠馬が3年連続で2着となっている当レース。本馬のポテンシャルが高いのは2冠を見ても明らかだが、一抹の不安があるとすれば距離。前走の東京プリンセス賞(SI)は強気の競馬をしたこともあるが、ゴール前で2着馬に迫られており、唯一掲示板を外したのもこの1800mの距離だった。血統的にも距離延長は良いとは言えず、ここは対抗に留める。

 ▲はグランブリッジ。
以下、ドライゼ、グラーツィアまで。
◎(10)ラブパイロー
〇(1)スピーディキック
▲(7)グランブリッジ
△(11)ドライゼ
△(8)グラーツィア

買い目
【馬単】8点
(10)⇔(1)(7)(8)(11)
【3連複1頭軸流し】6点
(10)-(1)(7)(8)(11)
【3連単フォーメーション】15点
(10)→(1)(7)(8)→(1)(7)(8)(11)
(1)(7)→(10)→(1)(7)(8)(11)

※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。                                                              
<プロフィール>
ハッシー
 山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。

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