さて、今週は「第26回さきたま杯(JpnII)」が浦和競馬場でおこなわれる。
ここは南関東の女帝サルサディオーネを狙う。1400m戦は中央時代に2戦経験があるだけで南関東移籍後は初となる。着順はそれぞれ11着、13着と振るわなかったが、本格化前で今なら違った結果になるだろう。近2走は2着に敗れているが、両レースの勝ち馬ショウナンナデシコは次走のかしわ記念(JpnI)で並みいる牡馬を相手に優勝しており、ここ2戦は相手が悪かった。それも前走のマリーンC(JpnIII)は牝馬にとって相当厳しい58kgを背負っての2着だから恐れ入る。昨年は日本テレビ盃(JpnII)で中央の牡馬を相手に勝利しており、交流重賞でも力は十分に足りる。そして何と言っても今回本命に推した理由は、楽にハナが切れるメンバー構成ということ。ハナが切れた時の本馬の粘りは相当なものがあり、それも楽にハナが切れるとなれば逃げ切る可能性は十分と見る。
相手本線はヘリオス。近3走全て2着と勝ち切れない競馬が続いているが、地方の力のいる馬場でも中央のスピードがいる馬場でも崩れずに走っており、今回の舞台替わりも問題なし。前走は勝ち馬より1.5kg重い斤量を背負っており、着差を考えれば力負けではなく、いつ重賞を勝ってもおかしくない力を持っている。抜けた馬のいない今回は、安定感抜群の本馬が複勝圏内に入る可能性は高いだろう。
▲は初の1400m戦だが伸び盛りのシャマル。
以下、ルーチェドーロ、サクセスエナジーまで。
◎(10)サルサディオーネ
〇(4)ヘリオス
▲(6)シャマル
△(11)ルーチェドーロ
△(8)サクセスエナジー
買い目
【馬単】4点
(10)⇔(4)(6)
【3連複2頭軸流し】3点
(4)(10)-(6)(8)(11)
【3連単フォーメーション】12点
(10)→(4)(6)→(4)(6)(8)(11)
(4)(6)→(10)→(4)(6)(8)(11)
※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。